楽天が〝秘密兵器〟でさらなる集客を狙っている。今季、球団は本拠地開催試合で「ボブルヘッドデー」と題したイベントを実施。首の部分がバネで自在に動くボブルヘッド人形を先着5000人のファンに無料配布しているのだが…。
4月30日に嶋の人形が配られたのを皮切りにスタート。今月3日には松井のフィギュアを求めて試合前の球場正面に長蛇の列ができた。
今後も塩見(24日)、田中(7月15日)、聖沢(8月16日)、内村(8月26日)と計6体のフィギュアがファンに渡る予定だが、球団関係者の間ではこれが今後のさらなる集客に向けた起爆剤になると考えられている。
その理由は〝似てなさすぎる人形〟であることだ。
「誰が見ても『選手に全然似ていない』と言いますね(笑い)。人形は中国の工場に発注して作るのですが、日本のプロ野球選手を知らない中国人が写真を見て作っている。だから似ていなくて当然なのですが、それが逆に面白い。もっと話題になれば、先着5000人ですし、希少価値を生む可能性は高い」(球団関係者)
実はこの人形、球団内では「担当者が左遷のピンチになるのでは?」とささやかれるほどの似てなさで、それが逆にファンの間でも「レアグッズ」として注目を浴びている。このまま開き直って似ていないことを逆手に取り、人形の存在をアピールして多くのファンをKスタ宮城に集めようというわけだ。
意外なところにチャンスを見いだした関係者の間では人形のPR方法の議論が活発化している。「ケータイの写真で撮ると似ている」「ボブルヘッドを小刻みに震わすと似ている」といったように今後はさまざまなボブルヘッド活用案を推奨していくという。
2009年以来のクライマックスシリーズ出場へ好位置をキープする楽天。この勢いに乗じて球団関係者も地元での集客率をアップさせようと〝人形作戦〟に打って出る。
(写真は楽天が制作した6体のボブルヘッド人形。左から嶋、松井、塩見、田中、聖沢、内村)
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