「マンU香川」初ゴール宣言
2012年06月08日 12時53分
日本代表は7日、ヨルダン戦を翌日に控えて約2時間の最終調整を行った。
ホームで是が非でも連勝を狙いたい日本の鍵を握るのは、やはりエースFW香川真司(23=ドルトムント)だ。初戦のオマーン戦では無得点に終わり、決勝点を挙げたライバルのMF本田圭佑(25=CSKAモスクワ)に主役の座を奪われただけに、今回の試合に賭ける思いは誰よりも強い。
「僕自身ポジティブに考えてやっていく。もっと試合に絡んでいきたい。もっと前で絡んでいきたい。ゴールを狙ってチームの勝利に貢献したい」と自らの力で日本を勝利に導くという並々ならぬ決意を口にした。
5日には超名門マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)と入団合意し、日本のみならず世界中から熱い視線が注がれている。チームの勝利が最優先とはいえ、個人としても世界をうならせるパフォーマンスが求められることは誰よりも理解しているのだ。
そんな香川の思いに、チームメートも呼応する。普段から親交が深く、自らもビッグクラブでの重圧を経験しているDF長友が「真司をマンUの選手としてふさわしいように見せてやりたい」と全面バックアップを約束。コンビを組む左サイドでヨルダンを制圧する覚悟だ。〝世界のカガワ〟に期待大だ。