モッツァレッラやキャンティも!? イタリアを悩ます600億ユーロの海賊農産品

イタリア農業連合によると、「メイド・イン・イタリーを用いた違法なビジネスが、組織的犯罪によって行われている」という。NAS(イタリア軍警察の反食品不正・衛生グループ)のデータは、偽物の国際的な蔓延を裏付けている。あなたの食べたイタリア産チーズは、もしかして中国産かも!?

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PHOTO: Mandy_Jansen /Flickr


メイド・イン・イタリーは日々、血を流している。1時間に700万ユーロ、1年に600億ユーロの被害である。最も偽装される農産物とその「模倣品」のリストによると、豆類から、ワイン、ハム、野菜や果物、チーズに至るまで、わたしたちの質の高い農産物の偽物や偽装品は、イタリアと世界中の食卓を侵略している。

NAS(イタリア軍警察の反食品不正・衛生グループ)の第1四半期の報告は、 残念なことに組織的犯罪の存在を示唆している。彼らは、「もはや食卓においては詐欺の経済が支配的である。メイド・イン・イタリーの農産物は日々、偽物や偽装品によって利益を奪われている。違法な取引は数百億ユーロという目まいのするような金額に達している」と述べるイタリア農業連合の告発を認めている。

海賊農産物の量は夥しく、イタリアで2012年の最初の4カ月にNASによって市場から回収された食品は、3,000を有に超える。さらに軍によって行われた検査では、35%の農産物が何らかの規則違反を犯していた。最近実施されたのは数日前のことである。イタリア全土の市場で、規則に反していて危険な150トンの食品が回収され、70の活動が停止させられた。賞味期限切れ、売れ残り、保存状態の悪いもの、偽物などである。

今日、プーリア州バーリでの「詐欺の経済にノーを」という象徴的な名前をつけられた会議に集まったイタリア農業連合の人々は、「わたしたちの質の高い、証明書付きの特産品へのこのような略奪に、対策を講じるときです」と述べている。

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