つなぐ 希望の木
災難を乗り越えてきた木々を、都内に訪ねた。
【政治】美浜延長 前原氏「とんでもない」七月二十五日に運転開始から四十年を迎える関西電力美浜原発2号機(福井県)の運転延長問題で、民主党の前原誠司政調会長は七日の党政調幹部会で、経済産業省原子力安全・保安院が十年間の運転延長を認める報告書案をまとめたことに「とんでもない。どういう感覚なのか」と批判した。 前原氏は、党内で原発再稼働の必要性を主張する推進派。しかし、今回の保安院の判断が原発行政への不信感をさらに強めかねず、大飯原発の再稼働にも支障が出かねないと懸念したとみられる。 同日の記者会見でも「私は中長期では脱原発依存に賛成だ。従って、この段階で保安院が美浜原発の十年延長を打ち出したことは、憤りさえ覚える」と怒りをあらわにした。 政府は、新たな原子力規制組織をつくる法案とともに、原発の運転期間を原則四十年とする原子炉等規制法改正案を国会に提出して審議中。 美浜2号機の運転十年延長は、この政府方針に相反するが、保安院は改正法案が成立していない以上、現行法令で判断するしかないと説明している。 PR情報
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