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2012年6月7日(木) 19:14 |
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岡山後楽園に城主の「船着場」
江戸時代、岡山城の城主が川を隔てた後楽園を訪れる際に使っていた船着場、御舟入跡の全容が公開されました。 日本三名園にふさわしい、県内最大規模の船着場です。
300年を超える歴史を持つ、岡山後楽園です。 園内で今年4月から、御舟入跡、すなわち「岡山城の城主が使っていた船着場」の発掘が行われていました。 見つかったのは、県内で最大級の規模を誇るものでした。 発掘された船着場の両側に、通路のようなものがあることが分かります。 中央の階段を城主が使い、その両脇の通路は 船頭や使用人が使っていたと考えられています。 こうした通路の別れた船着場の構造は、全国でも例がない珍しいものといいます。 後楽園に古くから残されていた江戸時代の絵図、そのままの姿で見つかった御舟入跡です。 今月16日と17日には、古代吉備文化財センターによる現地説明会が開かれることになっています。
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