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2012年6月7日(木) 19:14 |
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香川大学が「うどんロボット」特訓中
香川大学工学部の研究者がうどん県ならではのロボット「うどんロボット」の開発に取り組んでいます。 うどんの湯きりをするロボットで、試作品が先月完成しましたが、人の手の動きを再現するのはなかなか難しく、現在特訓中です。
これがうどんロボットの試作品、その名も湯きりロボット「温(ぬ)っくん」です。 ロボットを開発したのは、高松市林町にある香川大学工学部の石原秀則准教授です。 石原准教授は、香川の「うどん」をテーマにしたロボットをつくろうと、去年6月から開発に取り掛かり、 うどんの湯きりを行うロボット一号機を先月、完成させました。 ロボットは、小型の容器にうどんをいれるとセンサーが反応し動く仕組みです。 しかし、まだ動作がスムーズではない上、熱湯の湯気でロボットが壊れる恐れがあるため、実際にうどんの湯きりをするには改良が必要です。 石原准教授とともにうどん店にロボットを持っていき、店の人に見てもらうことにしました。 石原准教授は、店の人からロボットの改良に向けてアドバイスを受けました。 石原准教授の目標は、うどんロボットの実用化です。 香川ならではのユニークなロボットを開発したい、そんな研究者の思いが詰まったうどんロボットです。 ロボットが見事にうどんの湯きりを実現する日を目指して、石原准教授の挑戦は続きます。
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