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リフォーム前の古い欄間、建具を再利用　Ｋデザイン研究室【香川県高松市】

▲古い住宅の建具・欄間を照明に

建具をリサイクルしオンリーワンを表現

店舗設計で数多くの実績を持つKデザイン研究室（香川県高松市）では、建材設備メーカーのショールームを活用して毎月、無料相談会を開催している。１回のイベントで平均15組の来場数だが、同社の元には高いデザイン性を求めてくるユーザーが多い。その理由は店舗設計・デザインの実績が豊富であること。高松市内にある同氏が手掛けた店舗デザインを見た、というユーザーも多く相談会に駆けつけるという。

無料相談会に来た人にその場でヒアリングを行った後、１～２週間後に手書きのパースを添えてプランを提出するという流れ。同氏がプランニングの時に心掛けているのが「コストを掛けずにできるワンポイントのデザインアイデアを盛り込むこと」だ。左上の写真を見ていただきたい。これらはリフォーム前の住宅で使用していた建具や欄間などを照明に流用した例だ。

「いきなり全てが新しくなるより一部分に昔のモノがあるだけで、住む人にとってみると馴染みやすいのだと思います」（高橋健二社長）

一方、左下の写真は、いわゆるニッチだが、余ったタイルなどを利用してデザインを施す。わずかな時間とコストでできるこういったアイデアを必ず盛り込むことでオンリーワンの提案に変えてしまうのだ。これも店舗設計で培った経験が発想の原点だ。（この続きはこちらから…）

【Ｋデザイン研究室】