'12/6/7
井原線ホリデーパスが好調
福山市神辺町と総社市を結ぶ井原線を運営する第三セクター井原鉄道(井原市)が4月から約4割値下げした土日祝日の1日乗り放題切符スーパーホリデーパスの売れ行きが好調だ。5月末までの2カ月間で昨年度同期比431・3%増の3265枚を販売。昨年度の年間3792枚を間もなく上回りそうだ。
パスは800円(旧料金1400円)、小学生以下400円(700円)。昨年12月、倉敷市のJR倉敷駅近くにアウトレットモールが開業。井原線から乗り継ぎ1回で行けるため、買い物客を取り込もうと値下げした。
ゴールデンウイーク(4月28日〜5月6日)期間中は679・9%増の1285枚が売れた。5月末までの売り上げは245・4%増の255万7600円。昨年度の年間519万500円の約半分に達した。
井原線の年間乗客数は昨年度まで2年連続で100万人割れ。