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'12/6/6

ホールに絞り命名権再公募


 広島市が中区の市文化交流会館の命名権購入を希望する企業を再公募することが5日、分かった。ホール部分の名称で年1千万円以上、期間3年以上が条件。施設全体を対象に募ったものの応募がなかった前回から条件を大幅に引き下げ、応募しやすくした。8月下旬に新しい名称を決めるとしている。

 会館の大規模修繕費を捻出するのが目的。今回は約2千席のホールの名前に限定する。公募期間は今月中旬から8月上旬まで。選考委員会が提示額や名称の親しみやすさなどを基に売却先を選ぶ。市は11月から、新名称を使う予定でいる。

 市は2010年1月、3千万円以上、5年以上を条件に命名権購入を希望する企業を公募。景気低迷を背景に応募はゼロだった。

 一方、広島県は昨年、今月末で契約が切れる中区のALSOKホールの次の命名権について、条件を引き下げ年1千万円以上、3年以上で公募。1200万円の5年契約を提示した学校法人上野学園(中区)に売却した。市はその実績を踏まえ、同じ条件で再公募することにした。




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