次世代ゲーム機の覇者はマイクロソフトに決定、ソニー潰しが見事に成功

2012年6月7日:次世代ゲーム機の覇者はマイクロソフトに決定、ソニー潰しが見事に成功
今回のE3を見て、次の世代のゲーム機の覇者はマイクロソフトになるということが確定したな。
今回マイクロソフトの次世代機の発表は無いのですが...。
なくても分かるのだよ。
それは、WiiU(ウィーユー)が駄目だったということでしょうか?
WiiUが駄目というよりかは、マイクロソフトが思い描いている未来が世の中の望むものとマッチするという点で、他社を寄せ付けないのではと。
そのマイクロソフトの思い描く未来とは?
ホームエンタテインメントの中枢になる、という未来。これは、ゲームだけでなく、ムービーや音楽、テレビ観戦など、あらゆるものが一つに集まる。それがマイクロソフトの次世代機だろう。この片鱗はすでにXbox360でも見えているけど、それをさらに進化したものがマイクロソフトの次世代ゲーム機として出ると思って良い。特にキネクト(Kinect)を用いて出来るあらゆる機能は、リモコンレスの状態を作り出し、あらゆる場面で活躍できそうだ。ゲームをしなくても手元に置いておきたい一品となるだろう。
ですが、それはソニーも行おうとしていることではありませんか?ならば、マイクロソフトだけでなく、ソニーにも可能性がありますが?
おいおい、寝言は寝て言うものだぞ。
ですが、ソニーの可能性もないわけじゃないですよね?
なんだ、お前らは。E3で徹夜して昼時に寝ながらしゃべっているのか。
いいから、答えなよ...。
ソニーの可能性は無いよ。だって、それをする力がないもの。
力、ですか?
必要なものは人、物、金という力だ。人はPS Vitaをみて分かるようにいないし、金もない。物もいまや他社に頼りきりの状況だし、何もないんだよね。特に人と金については差が大きく。マイクロソフトのようにしっかりと金をかけ、人を引き付けていればいいのだが、ソニーがしていることはリストラで人を切っているわけだし。また、沈みゆく船から飛び降りようと、有能な人間から外に出ていく。で、他所に技術が流出する、と。残っているのは過去のブランドにしがみついておこぼれをあずかろうという人だけだ。
相変わらず酷いことを...。
逆にマイクロソフトは、単体でもパワーがあるし、年会費を払う形式で定期的に収入が得られている。Xbox360立ち上げ時はかなりの赤字を抱えていたものの、今やマイクロソフトの事業の中でも十分な収益を上げる部門になっている。ならば、次も賭けるだけの価値があると判断し、重点的に攻めてくるだろう。方や何もないソニー、方や勝負をする人と金のあるマイクロソフト。どちらが勝つか、言うまでもないよな。
日本市場だけ見ているとマイクロソフトの勢いはまったくありませんが、北米を中心として売れていますし、この勢いが続けば、さらなる発展が期待出来ますね。
それでもマイクロソフトが圧倒的なのは北米市場のみなので、他の市場でソニーが巻き返せないこともないと思うが。ただ、マイクロソフトが本気を出せば、そうした場所もつぶしていけるだろう。そして、そうなったとき、ソニーは終わる。
ソニーは分かりましたが、任天堂はどうなのですか?
WiiUのコンセプトなどは悪くはないけど、いかんせんWiiUゲームパッドが本体の価格増の要因として重しになりそうだ。Xbox360などでもスマートフォンなどとの連携を上げているけど、あれらはユーザーが別途自分で購入、もしくは持っているものを再利用できるわけだ。しかし、WiiUは別途自分で買わないといけない。本体と同梱という形でね。このあたり、コストカットをしていこうにもどこかで限界が生じ、価格面でマイクロソフトの次世代ゲーム機に負けてしまう可能性もあるのでは。価格に関してはマイクロソフトの次世代機の性能次第だが。
そうなりますと、日本から拡大したゲーム文化が終了することになりますね。
任天堂は任天堂で生き残ると思うが。自社ソフトがあるわけだし。この辺りの歴史が作り出してきた安心感は他社にはない点だ。また、任天堂の場合はWiiUを次世代ゲーム機として捉えるべきか、という問題もあり。
次世代機じゃないですか...。
マイクロソフトが次世代ゲーム機を出すとして、多分その寿命は7年とか8年とか、長い期間になるだろう。その途中に、任天堂がWiiUの先のゲーム機を発売するかもしれない。そのゲーム機が、マイクロソフトの次世代ゲーム機と並ぶ存在と捉えても良いだろう。
それは1周遅れでは...。
そうとも言う。ただ、早い段階で性能が並ぶことが必ずしも良いというわけでもない。同じことしかできないのであれば、どれを買っても同じとなるが、そこでしかできないものがあれば、それを買うわけだ。任天堂の場合はマリオを中心としたさまざまな自社タイトルがあるので、無理に次世代という名に惑わされて他所と合わせる必要もない。もっとも、それによる弊害も多々あるが。
どういった弊害ですか?
他社メーカーのマルチプラットフォーム展開の中に組み入れにくいという点。これにより、ソフト不足になるわけだ。Wiiで体験したようにね。いちいちWiiのためにカスタマイズするよりかは、PS3とXbox360と性能が似たような機種同士でソフトを作った方が楽だから。それでも、1周遅れであっても、追いつくのであれば、その後のマルチプラットフォーム展開の対象機種となり、安泰なのでは。急いで高コスト機を作るよりかは、遅めに発売して部品が安くなったところで参入というのも悪くない。
こうした理由で、マイクロソフトが次世代ゲーム機でトップになるというわけですか?
マイクロソフトがトップになるか、任天堂がトップになるかはわからんけど。ソニーがないのは確実だ。日本国内だけ考えれば、また違った見方も出来るが。日本ではマイクロソフトを信用している人が少ないから。それでも、展開次第では日本でも一定の割合を占めることができるだろう。
特に競合となるソニーは大変ですね。
マイクロソフトがゲーム事業に参入するきっかけとなったのは、当時プレイステーションが発展し、もしかしたらマイクロソフトの分野にもくるのでは、ということを恐れてのことだといわれている。そうならないように潰すのがマイクロソフトの目的だと。最終的にソニーを潰すことができ、当初の目的を達成できたわけだ。ホームエンタテインメントの中枢を担うための次世代ゲーム機によって、マイクロソフトが目指していたホームエンタテインメントの中枢、そして新たなゲーム部門の獲得。よくよく考えると、すごいことがこの10年程度で起こったんだな、と。改めて実感させられる。
いろいろな考えはありますが、それでもゲームが出るのであれば、どのゲーム機も応援していきたいですね。
ただし、グリーやDeNA系は除くで。
......。

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E3 2012の任天堂カンファレンスが終了、ハードメーカー3社

2012年6月6日:E3 2012の任天堂カンファレンスが終了、ハードメーカー3社
E3 2012での任天堂のカンファレンスが終了しましたね。
事前に言われていたように、WiiU(ウィーユー)を中心とした構成になりました。ニンテンドー3DSに関しては少し触れた程度ですね。それでも「スーパーマリオブラザーズ2」のゲーム画面の紹介や、「ルイージマンション」「ペーパーマリオ」の新作情報が出るなど、少ないながら注目タイトルが多く発表されています。
どうですか、今回の任天堂の発表は?
すでにWiiU自体に関しては先日のニンテンドーダイレクトで発表されていたこともあり、そこまで驚きの話があったということは無いと思う。もちろん、新規タイトルの発表もあったため、そうした部分で注目した人はいるだろうが。
「ピクミン3」「ニュースーパーマリオブラザーズU」「WiiFit U」などが注目タイトルでしたね。WiiUでの「Wiiスポーツ」の役を担うと思われる「Nintendo Land」も新規タイトルとして重点的に紹介されました。
現時点では海外でも発売されるタイトル中心の発表であるため、日本人ゲームユーザーの中にはいまいちピンと来るタイトルがないかもしれないが、今後は徐々に日本人向けタイトルの発表もあるだろうから、それらを待ちつつ、といったところだ。
どうですか、今回のハードメーカー3社のE3の発表を見て。
全体的にイベント感が薄れたよね。ここ数年は特に。たぶん、コストカットの関係なんだろうけど。昔のXbox360の発表は世界的に有名な歌手や映画監督などを登壇させたりして話題をさらったのだが。
2009年のマイクロソフトのカンファレンスですね。
不況も関係しているのか、ここ数年はどこもおとなしい印象だ。もちろん、アメリカ人からすれば有名なスポーツ選手なども出ているのだけどね。
他に気になったところはありますか?
これも北米ならではなんだろうけど、どこもゲーム以外で進む方向が変わらないな、と。オンライン配信とかさ。どこのハードでも似たような会社を経由したビデオ配信などをやっており。この辺りは北米の映像配信に関する事情などもあるのだろう。逆に、こうした部分でも日本人にはあまり興味のない、というよりかは恩恵を受けられない話になっており、見ていても魅力を感じない部分だ。
E3はあくまで北米を中心としたイベントとして見ていかないといけません。
日本向けの話は9月の東京ゲームショウ近辺だろう。たぶん任天堂は独自で発表を行うだろうし。年末商戦に向けての情報はまだまだ先だけど、9月辺りの新情報にも期待しておこう。
それまでにも多数のソフトが発売されますので、ぜひ他のソフトを堪能してもらいたいですね。

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E3 2012のマイクロソフトとソニーの発表が終了、現世代機最後の花火か!?

2012年6月5日:E3 2012のマイクロソフトとソニーの発表が終了、現世代機最後の花火か!?
E3 2012で行われるマイクロソフトとソニーの発表が終わったようだね。
マイクロソフトは6月5日1時30分から、ソニーは10時からそれぞれ1時間30分かけて発表されました。
内容はどうだったのかな?
もともと北米のイベントですので仕方ないことかもしれませんが、発表されるタイトルも北米向けのもののみとなっています。主にFPS系アクションシューティングやスポーツ系などが中心でした。また、ネットワークサービスなども引き続き拡大させていき、さらにXbox360ではスマートフォンなどとの連携も発表されています。
少し物足りないですね。
まあ、今年で最後だよ。
何がですか?
今のXbox360は刈り入れ時だから。いろいろなゲームも出るし、ここで仮に次に新しいゲーム機が待っているとか発表すると、そうしたゲームに影響を及ぼすし。今年に関してはソフト重視の発表とし、来年あたりに次世代機を大々的に発表するのでは。
今年は溜めの時期というわけですね。
ソニーはどうでしょうか?
もっとPS Vitaを押してくるのかと思ったけど、そうでもなく。こちらもPS3で刈り入れ時ということもあり、ソフト重視の発表に映った。逆にPS Vitaは諦めたんだろうな、ということも実感したよ。
そんな...。
と、いうことで、両方ともソフト重視のこれはこれで良い発表だったのではなかろうか。日本人としては気になるタイトルは少ないかもしれないが。仮に日本で流行しているタイトルで例に出すならば、「モンスターハンター」「ドラゴンクエスト」クラスのタイトルが5タイトル以上発表された発表会でもあるわけだし。
日本人の感覚では満足できない今回の発表でも、北米の方を中心としたユーザーからすれば見処満載の発表会だったわけですね。
それにしても、どれも似たり寄ったりのゲームだな。日本組が言える言葉でもないが...。
......。
あとは任天堂の発表会が6月6日1時から開催される。こちらは最新ゲーム機「WiiU(ウィーユー)」の発表が中心となるので、新機種に興味があるのであれば眠い目を擦りながらでも見ておこう。再放送もするだろうから、翌日の夜でもいいけどね。
どのような発表があるか楽しみです。

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WiiUの概要をE3 2012前に発表、その理由は?E3の日程も再確認

2012年6月4日:WiiUの概要をE3 2012前に発表、その理由は?E3の日程も再確認
日本時間の6月4日の7時から、「ニンテンドーダイレクトPre E3」が行われたね。
北米で開催されるゲームショーのE3の前に、任天堂オフィシャルサイトなどを通じて30分のWiiU(ウィーユー)に関する動画を放送しました。北米では日曜日の放送です。その時間に合わせたため、日本では朝早くの放送でした。再放送も行っていますので、ぜひ任天堂オフィシャルサイトからご覧ください。
今回は特にWiiUのコントローラーについての話が中心でした。
名称は「WiiU GamePad」になりました。コントローラーの形状が変化しています。左下にはカードやフィギュアをタッチするスペースもあります。
カードやフィギュアをタッチ?
イメージとしてはSuicaなどの鉄道乗車用のカードをイメージしてもらえれば分かりやすいかと思います。
それは分かりますが、フィギュアが良くわかりませんが?
別の機会で取り上げようと思っていたのだが、海外ではフィギュアとゲームを絡めているものがすでに発売されており。そうしたゲームのことを指しているのだろう。ちなみに、このフィギュア。米国のamazonではゲームランキング上位にずらりと並んでいたこともあり。「Skylanders」で検索して調べると分かってもらえるかと。日本だと、家庭用ではないけど、ガンダムのプラモデルで似たようなゲームを提供している。

そうなりますと、WiiUでガンダムのプラモと連動したゲームが出てきそうですね。
そのあたりはどうでもいいとしてだな。
そうですか...。
この他、WiiUで使うMiiを活用し、ニンテンドー3DSやパソコン、スマートフォンなどでも利用できるソーシャルネットワークの展開も行います。名称は「Miiverse」で、「Mii」と「Universe」を掛け合わせた造語です。「Universe」は「ユニバース」と読み、宇宙とか世界とかの意味があります。

孤独が好きな私としては興味がないがな。
孤独が好きなんじゃなくて誰も相手にしないから孤独になっているだけでしょうに...。
......。
今回のWiiUのコンセプトにはALONE TOGETHERという機能もあるようですね。
私の辞書にはtogetherという文字がないのだが。意味がわからん。
知りませんよ...。
今回はコントローラーの説明が中心で、その他いくつかの情報が出たけど、やはりユーザーが最終的に知りたいのはゲームソフトの情報だろう。こうした機能や機器がどのようにゲームに反映され、より面白く、もしくは快適になっていくのか期待したい。
ゲームの情報はE3 2012の日本時間6月6日1時からの放送と、その後の7日10時の追加情報に期待ですね。
頼むから、こうした機能を無駄に利用しようとしないでもらいたよ...。
どういうことですか?利用した方がいいのでは?
あるから使って何かをするというよりかは、あることにより、より便利にとかそっち方面で使うのもあり、ということだ。どこかの携帯ゲーム機のように後ろにタッチパネルがあるからといってそれを使ってゲームとしてつまらないもの、面倒が増えただけにならないように、という意味でさ。特に日本のメーカーは使いこなせないものを使おうとして失敗する例が多いから。それこそ、サブディスプレイというだけの使い方でもいいと思うんだよね。
そのあたりも含めて、ソフト情報にも期待ですね。
それにしても、E3直前にこのような放送をするとは思いませんでしたね。
任天堂は最終日の6日1時からのプレスカンファレンスなので。マイクロソフトは6月5日1時30分からと1日遅れとなるため、そちらに話題が集中しないための施策だろう。もし、同じようなコントローラーが他社から登場されても困るしね。
どこが出すというのですか...。
言わせないでよ、恥ずかしい...。
ちなみに、ソニーの発表はマイクロソフトと同じく6月5日10時からです。マイクロソフトの後にゆっくり寝た後に閲覧できますね。
普通の方は会社で働いているでしょうけどね。
つまり不自然なネット上の投稿があれば、それはどこかが工作したものだと言いたいのか!!
そんなこと言いたいわけじゃありませんよ...。
さてさて、ここ数日は眠れない日が続きますな。

Wii U | 『WiiUの概要をE3 2012前に発表、その理由は?E3の日程も再確認』へのコメント (22)