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　３日のノア愛知・名古屋国際会議場大会で２０１０年７月以来となるノアマットに上がった永田は井上亘と組み、丸藤正道、モハメド・ヨネ組と対戦。初対決の丸藤を得意の白目式腕固めで痛めつけたが、最後は井上が丸藤組の合体キン肉弾・マッスルドッキングに沈んだ。

　丸藤から「やり足りない。意味分かる？　新日本！」と真夏の祭典「Ｇ１クライマックス」（８・１後楽園大会で開幕）出場を直訴されたが、永田は不機嫌そうな表情でさっさと帰宅準備をした。副社長でもある丸藤のプロデュース力に期待をかけ、ちゃっかりＧＨＣ挑戦をアピールしていたが〝落選〟の憂き目に遭ったからだ。すっかり意固地になった永田は「なら俺がプロデュース力ってものを見せてやりますよ。今回、ＡＴみたいな感じになったし、プロレス熱を伝えるためにも、これを全国で見せるのもアリかなって思う」と訴えた。

　東日本大震災復興支援チャリティープロレス・ＡＴは昨年８月２７日に日本武道館、今年２月１９日に被災地の仙台で行われた。そこで永田は９月９日に東金アリーナで予定している２０周年興行を「ブルー・ジャスティスＴＯＧＥＴＨＥＲ」として開催したい意向だ。

「俺が戦ってきた選手や、チャンピオンクラスには出てほしい」。ＩＷＧＰ王者のオカダ・カズチカに３冠王者の秋山はもちろん、世界ヘビー級王者・曙や、オープン・ザ・ドリームゲート王者ＣＩＭＡらの参戦も期待できそうだ。

　各団体の王者が参加するワンデートーナメントも計画されており、夢の続きは９月の東金で見られそうだ。