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「櫻井千鶴子」も実在 住民票を不正取得か

 地下鉄サリン事件の殺人容疑などで逮捕されたオウム真理教元信者菊地直子容疑者(40)が偽名として使っていた「櫻井千鶴子」も実在する女性で、1997年ごろに菊地容疑者が住民票を不正に入手していた疑いがあることが7日、捜査関係者の話で分かった。

 菊地容疑者と約10年にわたり同居し、現在も逃亡を続けている元信者高橋克也容疑者(54)が「櫻井信哉」という埼玉県在住の男性の住民票を不正取得していた疑いがあることが既に判明。

 警視庁築地署捜査本部は、菊地、高橋両容疑者が夫婦を装うため、計画的に住民票を取得したとみて詳しい経緯を捜査している。

 捜査関係者によると、96年に埼玉県所沢市のアジトに潜伏していたころから行動を共にした両容疑者は、いずれも97年ごろから「櫻井」と名乗っており、この時期に何らかの方法で住民票を不正取得したとみられる。

 菊地容疑者が名乗っていた「櫻井千鶴子」という女性は当時、東京都新宿区に居住しており、高橋容疑者に住民票を不正取得された「櫻井信哉」という男性とは親戚関係などではないという。

 97年当時は区役所などで、運転免許証などの身分証明書を提示しなくても住民票を交付申請することが可能だった。

[ 2012年6月7日 23:51 ]

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