維新盟友:橋下市長と松井知事にずれ…大飯再稼働、対民主

毎日新聞 2012年06月08日 02時30分(最終更新 06月08日 02時44分)

松井一郎・大阪府知事(左)と橋下徹・大阪市長=竹内紀臣撮影
松井一郎・大阪府知事(左)と橋下徹・大阪市長=竹内紀臣撮影

 「大阪維新の会」ツートップ、代表の橋下徹・大阪市長と幹事長の松井一郎・大阪府知事の間で、発言の食い違いが目立っている。関西電力大飯原発の再稼働問題では、橋下市長が「事実上容認」と従来の主張を一変させる一方、松井知事は「容認していない」と慎重姿勢を貫く。次期衆院選での民主党との対決姿勢についても、撤回した市長と撤回を認めない知事は正反対だ。果たして2人の間に溝が広がっているのか−−。

 「建前論ばっかり言ってても仕方ない。一時的な稼働については理解してもらうしかない」。大飯原発の再稼働を巡って橋下市長は、関西広域連合が声明を出した翌日の5月31日、政府の手続きを「国家の重大危機」と批判して「民主党政権を倒す」としていた従来の主張をあっさり撤回した。一方、松井知事は約2時間後、府庁で「僕は容認したわけでも理解したわけでもない。声明を(再稼働の)アリバイ作りに利用された」と不快感をあらわにした。さらに、再稼働を巡る関西の対応を批判した西川一誠・福井県知事への反応▽政治家との接触や連携に対するスタンス−−など、見解が割れるケースが目立つ。

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