ISAF誤爆でアフガン民間人が犠牲、子ども含む18人死亡
[カブール 6日 ロイター] アフガニスタン東部ロガール州で6日、国際治安支援部隊(ISAF)による空爆で、子どもや女性を含む18人が死亡した。一方、南部カンダハル州では2件の自爆攻撃が発生し、民間人20人が死亡した。
ロガール州知事は、死亡した18人の大半が女性や子どもで、結婚式の準備のために集まっているところを空爆に遭ったとし、カルザイ大統領が調査を命じたと明らかにした。
ISAFは、反政府武装勢力タリバン幹部を狙った作戦を行っていたと説明。民間人の犠牲者が出たことについて重く受け止め、状況を調べていると発表した。また、ISAFは同作戦で多数のタリバン兵士を殺害したことを明らかにしたが、住民によると、空爆で破壊された2つの家屋にタリバン兵士はいなかったという。
一方、タリバンの拠点であるカンダハルでは、北大西洋条約機構(NATO)基地近くの駐車場でオートバイに乗った男が自爆。州知事のスポークスマンによると、その数分後、爆発現場に集まった民衆の中で爆弾を持った別の男が自爆したという。
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