本命　大島優子を追い落とすこの２人

　６月６日の第４回ＡＫＢ４８選抜総選挙は荒れる。
　前田敦子の出馬辞退で注目が集まる中、２３日に速報結果が発表され、１位は予想通り大島優子で、２位が柏木由紀、３位は渡辺麻友と続いているが、このまま大島が逃げ切りというわけではなさそうだ。
「前田の票が大島に流れてぶっちぎるという予想が多いのですが、そうはいかない。そもそも前田ファンが大島のファンとは限りません。まったく別のメンバーに集中し、大番狂わせが起きる可能性が高いと思います」（アイドルに詳しいライターのブレーメン大島氏）
　波乱の予兆はある。昨年６位の小嶋陽菜が１１位に後退し、同９位の“さしこ”こと指原莉乃が４位と好発進した。ダークホースのひとり、ＳＫＥ４８の松井玲奈も昨年の１０位を上回る７位にランクされた。
　前出の大島氏がこう言う。
「最終的には大島が１位から陥落し、柏木由紀と松井玲奈の一騎打ちになるとみています。その根拠は握手会での人気。昨年、柏木が８位から３位に躍進したのは握手会に熱心に通うファンが支えたからでした。実は今年は玲奈に同じ現象が起きていて、握手会のチケット入手が困難になりつつあります。終盤にかけて大きく票が動くでしょう」
　玲奈の躍進で、さしこは頑張っても５位くらいか。篠田麻里子、こじはるら“ベテラン”の後退も必至。昨年の選挙より盛り上がりそうだ。

（日刊ゲンダイ2012年5月28日掲載）