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ネット次世代規格運用開始で注意を
6月6日 6時35分

ネット次世代規格運用開始で注意を
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世界的なインターネットのアドレス不足を補うための次世代規格「IPv6」に対応した大手の検索サイトなどの運用が6日から世界で一斉に始まります。しかし、国内ではNTT回線の利用者の一部に、ホームページの閲覧に遅れなどの影響が出る可能性があり、業界団体が注意を呼びかけています。

「IPv6」はインターネットの利用の急増に対応して世界的に導入されるもので、グーグルやフェイスブックなどの大手IT企業は、6日から従来の規格と並行して、新しい規格に対応したサイトの運用を始めます。
しかし、NTT東日本などによりますと、インターネット接続サービス「フレッツ光」で新しい規格を導入したサイトを閲覧しようとすると、数秒程度の遅れが生じる恐れがあるということです。また、一部のスマートフォンで、フレッツ光の回線と無線LANでアクセスした場合、サイトが表示されないケースも確認されているということです。
これは国内のNTTの通信網が独自の仕様を採用していることが原因で、接続事業者で作る日本インターネットプロバイダー協会では、閲覧できなくなった場合の対処の仕方などを説明する専用のサイトを設けて利用者に注意を呼びかけています。
http://www.jaipa.or.jp/ipv6launch/

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