2012年05月10日

「がんばれ!!ゲイツ君」が、いつの間にか閉鎖に

ISDN回線でインターネット接続をしていた頃に、知り合いのネットワーク機器メーカーの営業さんから「がんばれゲイツ君」ってサイトが面白いよ、と教えてもらってから、ボクのPCのブックマークにはいつも入っていたサイト、「がんばれ!!ゲイツ君」があるんですが、久しぶりに開いてみたらサイト自体は存在しますが、中身のコンテンツがすべて閉鎖されていました。

この「がんばれ!!ゲイツ君」というサイトは、マイクロソフトを初めとする巨大IT企業に対して、とても批判的な内容のコラムがたくさん書かれたサイトでした。
マイクロソフト以外には、ソフトバンクとか、ハードウェアメーカーなんかも批判の対象になってた気がします。

ボクの印象としては、批判内容が結構偏ってて、病的なところもあったんですが、ボクらの周りでも酒の席では話題になるような、「偏っていて行き過ぎた批判を聞いて笑って楽しむ」種類のサイトだったと思います。

閉鎖されたのは2011年12月ごろのようで、それから今までボクは「がんばれ!!ゲイツ君」を開くことが無かったので、サイトが閉鎖されたことを知りませんでした。

で、少し気になったので調べてみたところ、閉鎖の理由かどうかは分かりませんが、この「がんばれ!!ゲイツ君」を書いていた人がFacebookアカウントを取得して自分の勤務先を書いたところ、その勤務先が有名SIerだったことを知った部外者のある人が、この勤務先に電話を掛けて「おたくの社員が好き勝手にマイクロソフトの悪口を書きまくってるぞ!」と苦情を入れたみたいです。

さらに、そのSIerの親会社の社長宛に苦情の手紙を出すなどしたようです。

このような一連の流れと、サイト閉鎖が直接関係あるかは断定できませんが、たぶん、それが原因なんでしょうね。

ボクは「がんばれ!!ゲイツ君」の作者がフリーのライターさんか何かだと今まで思っていましたが、大手SIerの社員だったとは、ちょっと意外でした。

ただ、個人で好きに書いていたサイトの内容が気に入らないなら、その個人に対して批判をしたほうが良いように思えます。
もしくは、反対意見を述べたアンチサイトを自分で立ち上げて好きなだけ批判するほうが、読む人もそれぞれの意見を聞けるし考えが広がるし、建設的な気がします。
「がんばれ!!ゲイツ君」というサイト自体、批判されるべき内容は確かにあったと思いますし。

ボクとしては、インターネット上で個人の意見を発する手法と、自分の身の守り方について考える機会になりました。
ese_admin at 12:00│Comments(1)TrackBack(0)

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この記事へのコメント

1. Posted by carblie   2012年05月10日 13:40
俺らはなんかやばいこと書いてたっけ・・・大丈夫ですよね?

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