06/07 00:49 更新
震災がれき受け入れの判断を巡り、最終段階を迎えた北九州市で、6日、市民との意見交換会が行われましたが、反対派市民の野次などで騒然とした会となりました。1000人が参加した意見交換会では、まず北橋健治市長がこれまでの市の取り組みを説明し、試験焼却の結果を踏まえた上で、安全性を強調しました。しかし、質疑応答が始まると、終始、反対派の野次や怒号が飛び交い、物々しい雰囲気のまま会は終了しました。北橋市長は、6日の意見交換会について「喧騒が目立つような幕切れになったことは残念に思う。冷静に認識を深め、考える場にしていかなければならない」と話しました。北九州市は7日から焼却場や処分場の周辺4ヶ所でも説明会を開きます。