■京都・亀岡10人死傷事故 運転の少年 審判始まる
京都府亀岡市で集団登校中だった児童ら10人が車にはねられて死傷した事故で、京都家庭裁判所は5日、運転していた少年の審判を開きました。
この事故は今年4月、亀岡市で無免許の少年が居眠り運転をして登校中の児童の列に突っ込み、3人が死亡、7人が重軽傷を負ったものです。
5日、京都家裁で自動車運転過失致死傷などの非行内容で送致された無職の少年(18)の審判が開かれ、遺族らは意見陳述で成人と同じ刑事裁判を受けさせるために検察官送致にするよう訴えたということです。
「なぜ奈緒が殺されなければならなかったのか。これからも真相を究明していただくことを切に願う」(故・横山奈緒さんの父)
「(少年の両親には)この悲劇をしっかり見つめて欲しい」(故・松村幸姫さんの父)
家裁は近く、2回目の審判を開いて少年を検察に送り返すか少年院送致などの保護処分とするかを決定する予定です。 (06/05 23:55)
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