秋の空?冬の空?
先月誕生日を迎え、40代が少し好きになりました。
昨年、大好きだった30代を終えてしまうことに寂しさを感じ、
2度目の成人式をイヤだイヤだともがき嘆いている私に気を使ってか、
周囲の人たちがなんだか沢山祝ってくれたことを思い出しました。
今年誕生日が近づくにつれ、とうとう40代に足を踏み入れてしまったとボヤいていたら、
やはり周りは皆励ましてくれるのですね〜。
「歳を取るのがイヤ?
貫禄がついて素晴らしいじゃない。
歳を取ることって素敵だと思うよ!」
と、1コ下の男性に言われました。
また、私の母と同い年の女性には
「40代は一番輝ける歳だよ!
自分がそうだった。振り返ると40代は何て充実してたんだろうと思ったよ!
これから一番良い時を迎えるんだね。」
・・・なんだかとても嬉しかった。
よくよく考えてみると、
若い頃勝手に思い描いた30代像は、
仕事も人生も一番頑張れる歳で、
一番力がみなぎる、いわば頂点でした。
なのに、30代が終わろうとした時、
私が思い描いたものが何も作り出せず、何も残せてなかったのです。
一つ分かったことは、
30代が終わろうとしたことを「若さ」の終わりだともがいていたのではなく、
納得の行く30代を歩めなかったことに焦ってたということです。
でも、さらにもう一つ分かったのは、
30代はまだまだ経験を積む歳だったということ。
がむしゃら過ぎて周りが見えていなかったのでしょうね。
ある人が、
「11月は一年で一番空の綺麗な月だから空を見なさい」
と私に言いました。
11月1日から毎朝空を見上げています。
確かに、11月は毎日とても空が綺麗でした。
雨も2〜3日しか降らなかったのでは・・・
ここ数年がむしゃらな日々を過ごしていたせいか、
朝日が眩しかったことを忘れていたようです。
紅葉の「綺麗」と思う部分も少し変わりました。
以前はイチョウ並木の金色に輝く景色がとても好きでしたが、
最近、赤く色づく葉っぱが樹を包む様子が、
とても温かく感じるのです。
まだがむしゃらな日々は続きますが、
何だか少し子供に戻ったような、(その逆のような?)気もします。
ワクワクしますね (^^)
ダラダラと長い独り言に最後までおつきあい下さった方、
有り難うございます。
m(u_u)m
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