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放射線の教え方学ぶ研修会
6月6日 18時16分

放射線の教え方学ぶ研修会
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東京電力福島第一原子力発電所の事故のあと、小中学校でどう教えるか課題になっている放射線についての研修会が都内の学校で行われました。

この研修会は、東京・品川区の教員で作る研究会が開いたもので、会場の学校には、小中学校の教員らおよそ70人が集まりました。研修会では、ベテランの理科教員が講師役となり、簡単な道具で放射線の軌跡を目で見ることができる「霧箱実験」と呼ばれる実験の方法が紹介されました。
実験は放射性物質のトリウムを含むキャンプで使われるランタンの芯を、少量のエタノールが入ったガラスの容器に入れて、ドライアイスで冷やすもので、暗くしてライトを当てると、飛行機雲のような放射線の軌跡を見ることができます。
去年3月の原発事故のあと、文部科学省は、小中学校で放射線を教えることができるよう副読本を配布しましたが、専門知識を持つ教員が少ないことなどから、放射線の教育は広く行われていないのが現状で、6日の参加者も学校で放射線を教えた経験がない人がほとんどでした。
参加した教員は「目に見えず、怖いイメージしかない放射線を、どう子どもに教えればいいかと悩んでいましたが、まずは知ることが大切だと学びました。早速学校で試そうと思います」と話していました。

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