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石垣市 尖閣諸島管理で募金開始へ6月4日 17時44分
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東京都が尖閣諸島の購入を検討していることに関連して、沖縄県石垣市の中山義隆市長は、都が購入したあとの島の環境保全などに充てる費用として、5日から寄付金を募ることを明らかにしました。
尖閣諸島の3つの島を巡っては、購入を検討している東京都が口座を開設して購入のための寄付金を広く募っています。
これに関連して、石垣市の中山市長は4日の記者会見で、市としても尖閣諸島を維持管理するための寄付金を5日から募ることを明らかにしました。
具体的には、東京都が購入したあとに行う尖閣諸島の環境保全のための生態系の調査や、周辺で漁をする漁業者が災害などの際に一時的に避難する港の整備をするための現地調査の費用に充てるということで、寄付金の募集について東京都とはすでに調整済みだということです。
中山市長は「全国に住む石垣島などの出身者から、東京都だけでなく石垣市にも寄付したいという声が多く、こうした声に応えたい。口座の開設に関しては、東京都ともしっかりと連携を取りながら進めていきたい」と述べました。
石垣市は、専用の口座を開設し、5日から振り込みで寄付金を受け付けるということです。
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