不正隠しに躍起か
2012年06月05日
百条委員会が設置され、いよいよもって、正念場を迎えたこともあってのことか、このところ、本件事案について、陰謀論を唱える「伊藤秀樹元石巻災害復興支援協議会会長」信者のコメント(書き込み)が多くなってきた。
こうした状況はまるで、オウム真理教がサリン事件を隠ぺいしようとした際に、教祖の麻原彰晃こと松本智津夫ほかオウム幹部がテレビで「オウムを潰そうとする陰謀だ」と唱えていたのとそっくりである。
伊藤秀樹本人ならずとも周囲関係者もまた、真相を暴かれることに恐れ慄いているのだろう。
伊藤秀樹元会長が経営する藤久建設の三億円を超す架空請求もさることながら、石巻災害復興支援協議会(現会長の大丸英則石巻青年会議所理事長は当時の役員)は当時、石巻市から随意契約で「ボランティア調整管理業務」を4743万9千円で受託。しかし、十分な運用実績に至らなかったために2897万2千円に減額となり、さらに「被災者入浴支援業務」を随意契約で5565万円で受託したが、こちらも利用者数を伸ばすことが出来ず、2725万8千円に減額となった。それでも短期間に合わせて約6000万円近くの市税を荒稼ぎしていたことになる。
数あるボランティア団体の中から、なぜ、同団体だけが石巻市から随意契約で仕事をもらうことができたのか。加えて、その金(税金)はどう使われたのか。
市議が重箱の隅を突いているなどという、思慮の浅いコメントも書き込まれているが、伊藤会長(当時)の手中にあった5億もの税金がどう使われたか、不正に支出されていないか検証することをして、重箱の隅をつつくと揶揄するのは、納税者を敵に回す言動でしかない。
同協議会は、信頼性を得ることを狙い、一般社団法人とした、ということだが、それは、騙す相手を信用させるための算段だったのではあるまいか?。同協議会を隠れ蓑に実際に業務を行っていたのはどこの誰なのか。同協議会を構成していたのは無償のボランティアのはず。
また、同協議会には、全国から多くの寄付があったが、これらが、どう使われたのか。何一つ、つまびらかになっていない。
同団体は、騒ぎが起きて余剰金を返還。決算報告書を公表するなど、不正はなかったかのように取り繕っているが、騒ぎにならなければ、600万円あまりの税金からなる金をそのまま懐に入れていた事実は覆せない。
コメント書き込みの主は、伊藤氏を擁護。「混乱してた時期に全てをとりまとめてた。」とまるで、ボランティアのカリスマ教祖のように崇める一方で、百条委員会による本件事案の追及を「市議会の陰謀」とコメント。
週刊文春にリークしたのは石巻在住の某マスコミ関係者だ、と語っているが、正しくはリークではなく、告発である。
リークの正しい使い方を知らないのであろう。リークとは情報漏えいのこと。それとも書き込みの主は、隠しておきたかった不都合な情報が公知となったことを受けて、漏えいされた、とつい本音が出たのか。
告発人は単にボランティアを食い物とした悪事を暴いてほしいと言ったまでのことだ。
それを利権だ、陰謀だと因縁をつけ、石巻は腐り切っていると息巻いているが、腐り切っているのは、不正蠢く本件事案の調査検証を妨害しようとする自分自身の心であることに気付いていないようだ。
そもそも、石巻在住の某マスコミ関係者が告発人などという根も葉もないうわさは、どこで知り得た情報なのか。事実確認をしないままに、ネットに書き込むことは誹謗中傷、名誉棄損に値する。
百条委員会の流れによっては証人喚問されるだろう。百条委員会は告訴告発権限を有す。プロバイダが正当な理由なくアクセスログの提出を拒めば、告訴告発の対象となる。よって、百条委員会が調査対象とすれば、書き込み主はすぐに特定される。
何とかして、本件疑惑の追及から逃げおおせたいのだろうが、虚言をもって、調査を妨害しようというのは、自らが「腐り切った石巻」と評す石巻をさらに腐らせようとするものだ。まずは自らが襟を正すべきだろう。
情報開示請求ですでに多くの不正行為が明らかになり、報道機関によって伝えられている。
藤久建設の瓦礫処理業務における作業日報150日分のうち、作業員名があったのは、わずかに15日だ。本件で言われているところのトリミングとは、不正を隠すための写真の偽造以外のなにものでもない。
市議会は、本件事案において法に反する不正が存在し得るか否かを調査検証するだけのこと。
書き込みの主は、自分が騙されていたという現実を受け入れ、全てを反省し、自らが犯した過ちと真摯に向き合うことだ。
こうした状況はまるで、オウム真理教がサリン事件を隠ぺいしようとした際に、教祖の麻原彰晃こと松本智津夫ほかオウム幹部がテレビで「オウムを潰そうとする陰謀だ」と唱えていたのとそっくりである。
伊藤秀樹本人ならずとも周囲関係者もまた、真相を暴かれることに恐れ慄いているのだろう。
伊藤秀樹元会長が経営する藤久建設の三億円を超す架空請求もさることながら、石巻災害復興支援協議会(現会長の大丸英則石巻青年会議所理事長は当時の役員)は当時、石巻市から随意契約で「ボランティア調整管理業務」を4743万9千円で受託。しかし、十分な運用実績に至らなかったために2897万2千円に減額となり、さらに「被災者入浴支援業務」を随意契約で5565万円で受託したが、こちらも利用者数を伸ばすことが出来ず、2725万8千円に減額となった。それでも短期間に合わせて約6000万円近くの市税を荒稼ぎしていたことになる。
数あるボランティア団体の中から、なぜ、同団体だけが石巻市から随意契約で仕事をもらうことができたのか。加えて、その金(税金)はどう使われたのか。
市議が重箱の隅を突いているなどという、思慮の浅いコメントも書き込まれているが、伊藤会長(当時)の手中にあった5億もの税金がどう使われたか、不正に支出されていないか検証することをして、重箱の隅をつつくと揶揄するのは、納税者を敵に回す言動でしかない。
同協議会は、信頼性を得ることを狙い、一般社団法人とした、ということだが、それは、騙す相手を信用させるための算段だったのではあるまいか?。同協議会を隠れ蓑に実際に業務を行っていたのはどこの誰なのか。同協議会を構成していたのは無償のボランティアのはず。
また、同協議会には、全国から多くの寄付があったが、これらが、どう使われたのか。何一つ、つまびらかになっていない。
同団体は、騒ぎが起きて余剰金を返還。決算報告書を公表するなど、不正はなかったかのように取り繕っているが、騒ぎにならなければ、600万円あまりの税金からなる金をそのまま懐に入れていた事実は覆せない。
コメント書き込みの主は、伊藤氏を擁護。「混乱してた時期に全てをとりまとめてた。」とまるで、ボランティアのカリスマ教祖のように崇める一方で、百条委員会による本件事案の追及を「市議会の陰謀」とコメント。
週刊文春にリークしたのは石巻在住の某マスコミ関係者だ、と語っているが、正しくはリークではなく、告発である。
リークの正しい使い方を知らないのであろう。リークとは情報漏えいのこと。それとも書き込みの主は、隠しておきたかった不都合な情報が公知となったことを受けて、漏えいされた、とつい本音が出たのか。
告発人は単にボランティアを食い物とした悪事を暴いてほしいと言ったまでのことだ。
それを利権だ、陰謀だと因縁をつけ、石巻は腐り切っていると息巻いているが、腐り切っているのは、不正蠢く本件事案の調査検証を妨害しようとする自分自身の心であることに気付いていないようだ。
そもそも、石巻在住の某マスコミ関係者が告発人などという根も葉もないうわさは、どこで知り得た情報なのか。事実確認をしないままに、ネットに書き込むことは誹謗中傷、名誉棄損に値する。
百条委員会の流れによっては証人喚問されるだろう。百条委員会は告訴告発権限を有す。プロバイダが正当な理由なくアクセスログの提出を拒めば、告訴告発の対象となる。よって、百条委員会が調査対象とすれば、書き込み主はすぐに特定される。
何とかして、本件疑惑の追及から逃げおおせたいのだろうが、虚言をもって、調査を妨害しようというのは、自らが「腐り切った石巻」と評す石巻をさらに腐らせようとするものだ。まずは自らが襟を正すべきだろう。
情報開示請求ですでに多くの不正行為が明らかになり、報道機関によって伝えられている。
藤久建設の瓦礫処理業務における作業日報150日分のうち、作業員名があったのは、わずかに15日だ。本件で言われているところのトリミングとは、不正を隠すための写真の偽造以外のなにものでもない。
市議会は、本件事案において法に反する不正が存在し得るか否かを調査検証するだけのこと。
書き込みの主は、自分が騙されていたという現実を受け入れ、全てを反省し、自らが犯した過ちと真摯に向き合うことだ。
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