15 おいでませテスタロッサ家
「ここが新しい家か~」
プレシアがドアを開けると、一目散にアリシアが奥へ消えていった
「お姉ちゃんまって~!」
「ウフフフフ♪」
「アリシア、フェイト、走るとあぶないですよ、プレシアもあんまり甘やかさないでください!」
原作でもあったマンションに引っ越してきたらしい
「え? 何か言ったかしらリニス」
そう、リニスが居るのだ
なんで居るかって・・・?
青逆毛が弱っているのを助けて回収したからだ!
まぁ魔力が低くて省エネモードしかできなかったらしいが
青逆毛曰く、リニスを拾わなかったら原作介入はしなかったとのこと
まぁそりゃあぶねーしな・・・
無事プレシアの元に戻ってきたリニスは、アリシアが生き返っているのをかなり驚いていた
(もちろんその時の映像はフリードに記録させてある)
我は時の庭園の魔導力炉で魔力かいふく中だったが、プレシアに呼ばれて新しい家記念も兼ねてデバイスを受け取りに行った
「コレがあなたの新しいデバイスよ」
「ほう、これが我のデバイス・・・」
もちろんミッド式のグローブ型
原作のケリュケイオンを真似て作ると裏拳ができなくなるので、本体は首のチョーカーだ
「名前はまだないの、マスター登録もついでにしてあげて」
「そうだな・・・名前はバスターストライク 愛称はスター」
『バスターストライク 愛称スター マスター登録完了』
「スター、set up」
『set up』
見た目は原作の帽子とマントがないバージョン
装甲はかなり薄いが、代わりに武器のグローブは超頑丈に作ってある
実際防御はヴォルテール補正でなくてもいいのだ
「おぉ、いい出来だな」
カードリッジシステム搭載しないのかって?
確かにあれば便利だけど、ジュエルシードの魔力を出力に回せばいいだけなので必要なかったりする
無駄な装備つけると壊しそうだしな・・・
とりあえずジュエルシードは後1つだ、そしてあの旅館は転生者の巣窟と化すだろう
すでに回収されている可能性もある、ジュエルシードの使用は今はできないし・・・
まぁ、魔動力炉のお陰で週1ペースでジュエルシード1個が回復しているのが1番の朗報だ
その上、今はプレシアさんの使わない余分な魔力ももらっているので更に早い、流石オーバーS魔導師
「ククク、来週の旅行までに1個は回復できそうだな」
「シーちゃんえらい悪そうな顔してるで~(あ~もふもふやわ~)」
ハヤテは今俺の膝の上だ、つまるところ、我が車椅子に乗っている
今日のご要望はDカップだ、下を向くと地面が見えにくクて不便だと言ったら、乳を張り倒された
全く困った家主様だ・・・
「フンッ! 悪巧みをして世界平和ができるなら、いくらでも悪になろう!」
ちなみにシーちゃんとは我の愛称だ
この世界は平行世界、キャロが次元の狭間に落ちていない世界なのだ
つまり、我が2人いる!
つまるところ、キャロと呼ばれるとStSの時ややこしいのだ!
っということで愛称をハヤテに決めてもらった
「シーちゃん、あの本から家族っていつ来るんや~?()」
「ぬ、そういえば言ってなかったな、ハヤテの誕生日だ」
「マジカ~! ごっついプレゼントやなぁ!」
「そういえば誕生日っていつなんだ?」
「6月4日やで~」
「じゃあ、その日の0時だな」
「うは~、wktkやな~!」
今後の予定をハヤテと会話していると、後ろから衝撃がきた
「シーちゃん! そっちの子だ~れ~?」
「もう、お姉ちゃん、あぶないよ~」
プレシア達もきたので、ちょうどいいから紹介しておくか
「ぬぅ? そう言えば紹介していなかったな、コレが我の家主、八神はやてだ」
「八神はやていいます、よろしくな~」
「よろしくね! 私はアリシア!」
「フェ、フェイトです」
「プレシアよ、よろしくお願いするわ」
「リニスです、プレシアの使い魔をしています」
「青逆毛だ! 管理局員だが、休暇で来ている、よろしくな!」
居たのか青逆毛、なんだか嬉しそうだな
はやては、怪訝な目で青逆毛を見ている、そういえばグレアムのことも話したのだが、はやて本人はあって話がしたいと言っていた
猫の双子が我の網にかかったら、捕獲して交渉するか
「ハヤテ、彼は逆毛にしてはいいやつだよ」
「ほんまか~、てっきり逆毛は自己主張が激しい人やと思とったわ」
「なんという逆毛アンチ、全我失笑」
「orz ・・・・コレは変えられないんだ・・・どうやっても青くそそり立つんだ・・・・」
ここにも神の恩恵を授かったかわいそうな奴が居たようだ
「メリットもあるんだぜ! 髪が伸びないし、切られても1日経てば元に戻る!」
なんというメリット、1・2ヶ月に3000円は浮くな
「そして、青い服を着ると力がみなぎってくる!」
無駄補正乙!
ハヤテ、そんな憐れむような目で見てやるな
今後のプランとしては
1:ジュエルシード全回収
2:アリア・ロッテを捕獲、グレアムと交渉
3:闇の書の修復
4:ル・ルシエ族の探索
まず1は危険だから確実に回収したい、我のパワーアップも兼ねて一石二鳥だ
2は管理局と渡りをつけるいい機会だ、青逆毛によると、すでにアースラがもうすぐ来るらしい
3は我のはじめの目標だ、なんとしても成功させたい
4はキャロが管理局でたらい回しにされる前に回収してあげたい
「(ククク、やることは多いが八神家が幸せになれるなら、なんでもしてやろうではないか! フハハハハハ!)」
外道少女シーちゃん、始まるかも?
キャロが2人いるのでニックネームどうしようかと思いましたが、シーちゃんで決定しました(異論は認める!)
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