2008年11月30日

12/2戦後補償 裁判/GUNGUN裁判控訴審 第4回口頭弁論のご案内

次の裁判について教えていただきました。
転載します。



12月2日火曜は、グングン裁判で、原告のイ・ヒジャさんが証言を行う日です。

裁判の情報貼り付けます

GUNGUN裁判控訴審も大詰め。
第4回口頭弁論のご案内です。

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12月 2日(火)
午後2時〜3時 

東京高裁101号大法廷

証人:朱剛玄氏(韓国・ウリ民俗文化研究所所長)
    李熙子氏(原告)

終了後、弁護士会館502号ABC会議室で報告集会を行います。

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グングン裁判控訴審第3回口頭弁論(10月28日)では、
内海愛子さんに証言していただきました。
内海さんは、
韓国人が日本の軍人軍属として徴兵徴用されたことが、
戦後いかに本人や遺族にとって苦痛だったのか・・・
「学校では『親日』の子ども」といじめられ、韓国大使館員からは「国賊」とののしられた。」
「経歴から日本軍に徴兵徴用されたことを隠し何も語らずに生きてきた。」
など、聞き取り結果をもとに証言されました。

韓国人にとって「靖国神社」は植民地支配の象徴であり、
父や兄らの命を奪った日本帝国そのものなのです。

 今回は、朱剛玄(チュ・カンヒョン)韓国ウリ民俗文化研究所長と原告を代表して李熙子(イ・ヒジャ)さんが証言されます。
朱剛玄氏には、2003年に李弼泳氏(韓南大学教授、
韓国シャーマニズム学会長)と共同で鑑定意見書を書いていただいています。
http://www.gun-gun.jp/sub/news/news22.htm
鑑定意見書は、「靖国神社に祭られた強制徴兵、徴用された韓国人の霊魂をめぐる韓国人の伝統的な考え方に関して、
韓国の宗教・民俗・歴史の専門家として学問的良心と
専門的識見に立脚して鑑定」したものです。
今回、その朱剛玄氏証言していただきます。
是非、皆さんの傍聴をよろしくお願いします。

※これまで今回証言していただく朱剛玄先生について、
事務局のミスで「周剛玄」先生として皆様にお知らせしていました。失礼を深くお詫びします。
なお、先生は、前韓国歴史民俗学会会長で文化財庁の委員を務めるかたわら統一文化学会共同代表など幅広く活躍されています。
先生の著書「黄金の海 イシモチの海―韓国西海岸歴史民俗探訪」(法政大学出版局)が日本語で出版されています。


Posted by kyo_info at 22:33│ この記事をクリップ!情報