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【サッカー】

本田「オレもビッグクラブにふさわしい」

2012年6月6日 紙面から

クスッ!!何がおかしいのかな!?練習中、口元を隠して笑う本田=埼玉県内で(由木直子撮影)

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 香川に対する強烈なライバル心と自負心が本田のメンタルにも火をつけた。香川のマンU移籍に話が及ぶと、本田はこんな言葉を紡ぎ出した。

 「まだ正式には決まってないと聞いていますが、真司は世界のトップクラブでプレーするのにふさわしい選手。日本人として誇りに思うし、ライバルとして、僕もビッグクラブでプレーするのにふさわしい選手だと自覚しているので…」

 のみ込んだ言葉は明白だ。もちろん自分もすぐ香川と同じレベルに追いつくという意思表示だった。ともに所属クラブではトップ下でプレーするが、この日本代表では10カ月ぶりの復帰にもかかわらず、そのポジションでは本田が起用された。代表内でも“ライバル”関係にある。

 オマーン戦では試合前からルグエン監督が宣言した通り、香川は徹底的なマークに遭う。それだけに本田へのマークは通常より薄くなった。試合をコントロールした本田に対し、香川は不完全燃焼に終わっていただけに、本田は「試合ではいい形で真司を後ろからサポートできればいい」と話す。ライバルが本来の力を発揮することを本田も望んでいる。

 オマーン戦の視聴率は今年の全テレビ番組最高の31・1%(関東地区)を記録した。最高の注目を集めているが本田はそれでも物足りない。「30%ですか。あまり自分は視聴率とか気にしないので…。それでも3人に1人と考えたら少ないなという感じなんですけど」

 ヨルダン戦では世界のトップクラブに上り詰めた香川に負けないプレー、そして日本中から注目されるプレーを本田は披露するつもりだ。 (荒川敬則)

 

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