 |
2012年6月5日(火) 19:14 |
|
 |
岡山県警が震災想定の大規模訓練
東海・東南海・南海地震を想定した訓練です。 岡山県警察本部のある県庁舎は、いまだに耐震化が充分ではありません。 5日は、仮設の本部を設置して、震災に対応するための訓練が行われました。
今回の訓練は、岡山市で震度6強の強い揺れを観測し、県南の沿岸部に津波が到達したとの想定で行われました。 岡山県警察本部のある県庁舎は、一部で耐震工事が終了しておらず、巨大地震が発生すれば、情報通信機能を中心とした警察本部の中枢機能が麻痺することなどが懸念されています。 訓練では、万一の事態に備え、岡山県警機動隊に招集された警察官らが仮設の本部を立ち上げ、被災情報を収集するなどしていました。 一方、玉野市渋川に急行した機動隊員らは、津波の引き波で、人や車、家屋などが海中に引き込まれたとの想定で水難救助訓練を行いました。 沖合約50メートルの地点で津波に流された人の救助です。 ダイバーは、視界が確保出来ない中にも関わらず、訓練開始からわずか5分で救助に成功しました。 岡山県警は今後も定期的に訓練を行い、大規模災害に備えることにしています。
|
|