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2012年6月5日(火) 19:14 |
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夢二が震災をスケッチ
美人画でしられる岡山ゆかりの日本画家・竹久夢二が描いた震災のスケッチです。 夢二の大正時代の絵画などを集めた作品展で、関東大震災を経験した夢二の貴重なスケッチが展示されています。
寂しげで荒涼とした町―。 竹久夢二が切り取った関東大震災直後の東京の様子です。 岡山市の夢二郷土美術館には、憂いを帯びた表情の美人画など、夢二の大正時代の作品が展示されています。 美人画のイメージが強い夢二ですが、今回の作品展では、最盛期を迎えた夢二のまた違った姿を見ることができます。 1923年に起きた関東大震災。 町一帯が壊滅的な被害を受け、夢二自身も被災しました。 夢二は震災直後から町の惨状を描き雑誌に投稿して、被害を伝え続けました。 竹久夢二の貴重なスケッチも見ることができる作品展は、9月30日まで行われています。
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