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2012年6月5日(火) 19:14 |
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廃棄されるうどんを再利用へ
廃棄されるうどんを燃料として再利用しようという「うどんまるごと循環プロジェクト」、プロジェクトは今月から本格始動し、新たな取り組みが始まりました。
うどんまるごと循環プロジェクトのメンバーが、5日朝、香川県農業試験場を訪れました。 プロジェクトは、廃棄されるうどんからバイオエタノールを製造しますが、さらに、その残りかすから液体肥料を作ろうと考えています。 プロジェクトは今年1月から、高松市のNPO団体や製麺業者などが共同で行っています。 廃棄されたうどんを発酵タンクに入れ、バイオエタノールを製造し、うどん店の燃料として再利用できないか実験を続けています。 製造過程で、バイオエタノールの残りかすが出てきますが、これをさらに精製して液体の肥料を作ろうというのです。 農業試験場では、まず、この液体を青ネギの栽培の肥料として使い、効果を検証することにしました。 プロジェクトでは今後、液体肥料の実用性を探るとともに、再利用にかかるコストを検証していくことのしています。 プロジェクトは来年3月まで続きます。
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