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【警官発砲死亡】「止まれー!」「パンパンパン」「あか~ん」未明の住宅街に響く怒声と発砲音
「止まれー!」。警察官の叫び声に続き、寝静まった住宅街に響きわたったののは5発の銃声だった。大阪市淀川区で5日未明、逃走車の男が府警淀川署員に撃たれて死亡した事件。サイレンの音で騒然となった現場のすぐ近くに保育園もある。「一体、何があったのか」。未明の発砲に住民らは顔をこわばらせた。
「止まりなさい、止まりなさい」。午前3時前。現場近くに住む獣医師(57)はパトカーのサイレンと警告で目を覚ました。外を見ると、白い車が一方通行の道を猛スピードで走行。パトカーが追いついた瞬間、衝突音が響いたという。
「ズドーン」。近くに住む無職の男性(69)も車が衝突する音で目が覚めた。慌ててベランダに出ると、スポーツカータイプの車がパトカーに追突を繰り返していた。周囲にはバンパーなどの部品が飛び散り、タイヤもバーストしているような状態だった。
「パンパンパン」。警察官の叫び声とともに、パトカーから降りた一人の警察官が車の右後部に回り込むと、最初に3発の銃声が聞こえた。さらにしばらくした後、2発の銃声が響いたという。
(次ページ)警官「毛布!毛布を!」、撃たれた男「うー…」
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