飯舘村、半数が「帰村しない」 住民アンケート東京電力福島第1原発事故で計画的避難区域に指定されている福島県飯舘村で、村外への移住を希望する住民グループ「新天地を求める会」が村民アンケートを行い、約半数が「帰村するつもりはない」と答えた結果を5日、公表した。 アンケートは連絡先が分かる人を対象に1539通を郵送し、576通を回収。全村避難から戻る意思について「帰村するつもりはない」が49・1%、「国(村)が安全宣言すれば帰村する」が13・5%、「村全体の被ばく線量が年間1ミリシーベルト以下になれば帰村したい」が8・9%など。 会は「今は除染して帰村する以外の選択肢がない。村は移住のビジョンも示すべきだ」と話す。 【共同通信】
|