奈良県立橿原考古学研究所と航空測量会社「アジア航測」は5日、邪馬台国の女王・卑弥呼の墓との説がある前方後円墳、箸墓古墳(同県桜井市)を、ヘリコプターに搭載したレーザー測量装置で3次元(3D)測量して判明した詳しい墳形を発表した。
同古墳の前方部について、これまで4段構造との見方があったが、3段と判明。前方部の側面には段が無いとの説があったが、存在することを確認した。後円部にドーナツ状の高まりがあることも初めて分かった。
高度500メートルからレーザー光を毎秒40万発照射して計測する方法で、樹木が茂っていても地形を詳しく読み取って立体地図を作製できる。
同古墳は宮内庁が陵墓として管理し、一般の立ち入りを厳しく制限している。これまで大正時代の粗い測量図しか無く、同研究所は「古墳の変遷を探る重要な資料が得られた」としている。
同県天理市にある前方後円墳、西殿塚古墳も同時に3D測量した。
立体地図の動画を、同研究所附属博物館で17日まで公開する。
アジア航測、奈良県立橿原考古学研究所、箸墓古墳、3D
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