インターネットの出会い系サイトで知り合った女性を酒に誘い、飲酒運転と知りながらわざと交通事故に巻き込んで金をだまし取ったとされる事件で、愛知県警岡崎署などは4日、詐欺の疑いで岡崎市上六名、飲食店店長山本辰美容疑者(30)を新たに逮捕、送検したと発表した。逮捕者は6人となった。
容疑では、6人は共謀して昨年12月中旬、ネット上で知り合った大学生(20)とアルバイト(20)の女性2人を、岡崎市内のカラオケ店に誘って飲酒。別の場所に移動する際、偶然に交通事故を起こしたように装って追突し、修理代名目などで140万円をだまし取ったとされる。
岡崎署によると、山本容疑者は「金が欲しかった」と容疑を認めている。現金を被害者らに貸す役だった。
(中日新聞)