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六ヶ所村再処理工場に反対する080412

1.昨日、TV朝日の報道ステーションで、六ヶ所村再処理工場の特集が行われた。来月竣工されるという。当HPはこれに反対である。理由を以下に述べる。

1*全国55箇所の原発からの核燃料の燃え殻を一手に引き受け、ここから燃え残りのウランと・ウランを燃やした際できるプルトニウムを取り出すわけだが、1日で外部に原発1年分の放射能を撒き散らすなど、安全性から考えリスクが大きすぎる。原発は必要だが、十分に安全でなければならず、またより安全なものに改善されていかねばならない。

2*原発から出たごみをそのまま(リサイクルせずに)埋め立てる方式の方が桁違いにコストが安くなる。政府は電力会社の株が外国人に買われると、利益とプルトニウム生産が両立しないと恐れ、規制強化に乗り出す積りだが、それならリサイクル方式をやめ、規制も外して完全自由化したほうが良い。

3*真の狙いは高速増殖炉の実用化に有る。これも金がかかりすぎる。結局完成せず、借金の山を残すだけではないか?先ず完全自由化することだ。つまり、国からの援助をゼロにすることだ。また、高速増殖炉建設コストの電気料金への上乗せは、電力業界に自由競争を導入することで阻んでいこう。

国から金が出る以上、失敗しても誰も責任を取る人は居ないだろう。民間に任せれば失敗したら自分が破産するのである。国から金を取って失敗しても、誰も私財を投げ打って責任をとりはしないではないか?これで高速増殖炉の成功の保証が有るはずがない。

民間に任せれば、本当に成功のリターンの可能性があれば、リスクを引き受ける人も出るだろう。全世界から株主を募ればよい。その為に株があるのだ。又政府は、科学技術への一切の支出・大企業への支援もやめるべきだ。大学は民営化すべし。また、道路の暫定税もやめるべきだ。本当に道路が必要なら、減税分から人々が金を出し合って道路を造るはずである。

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