亀岡で集団登校中の小学生の列に車が突っ込み10人が死傷した事故で、車を運転していた18歳の少年の審判がきょう、京都家庭裁判所で始まりました。午後1時ごろ、被害者遺族らおよそ15人が審判の意見陳述を行うため、家庭裁判所に集まりました。この事故では、18歳の少年は無免許で居眠り運転をしていたとして、自動車運転過失致死傷と道交法違反で家庭裁判所に送られました。きょう行われた第一回審判は非公開で行われ、被害者の遺族ら10人も傍聴し、意見陳述を行いました。被害者らによりますと、きょうの審判には、少年とその父親も付き添っていたと言うことです。今週金曜日には第二回目の審判が行われ、少年を検察官送致にするか、少年院送致などの保護処分とするかが決定する予定です。
日時: 2012年6月 5日 19:00