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カナダで、ひとりの男がバラバラ殺人で逮捕されて大きなニュースになっている。
バラバラ殺人というだけでも、これはとても残酷で常軌を逸した事件だ。
しかし、「ルーカ・マグノッタ」を名乗るこの男は、実は被害者を殺害し、遺体を切断する場面を延々とビデオで撮影して、それをインターネットにアップしていたという衝撃の事実が発覚している。
つまり、報道が真実ならば、この男は正真正銘の「スナッフ・ビデオ(抹殺ビデオ)」を撮影していたことになる。
ルーカ・マグノッタが撮ったと思われるスナッフ・ビデオとバラバラにされた死体は下に載せた(死体の損壊を見慣れていない人は、閲覧には注意してほしい)。
典型的なネクロサディストの行為
それだけではなかった。この男は他にもネコを喜んで殺害するような動画も撮っており、そういったものも定期的にアップして喜んでいた疑惑もある。
小動物で残虐な殺害ゲームをしている時点で精神的に問題あるが、これが人間となると、もはや許しがたい犯罪者である。
この男が撮ったと言われるビデオは"1 Lunatic 1 Ice Pick"と名付けられているものだったと言われている。
この動画の中で死体は残虐に扱われ、食べられ、そしてそういった行為の途中で死体の切断した腕でマスターベーションがなされている。
まさに典型的なネクロサディストの行為だ。
ネクロサディストというのは「暴力性愛・死姦・死体損壊という快楽は、どのような快楽か」でも細かく書いたが、「死体を損壊して性的な興奮を得る危険な性的嗜好を持った人間」、日本語で言えば「死体加虐愛」というのがネクロサディストの正体である。
ネクロサディストの人間は往々にして死体を食べるカニバリズム(食人)も行われる。
もしルーカ・マグノッタが撮ったとして今、インターネット中に出回っているスナッフ・ビデオ(1 Lunatic 1 Ice Pick)が本当にこの男が撮影したものなのであれば、やはりカニバリズムが入っている。臀部の肉を食べている。
現在、このスナッフ・ビデオとルーカ・マグノッタが断定的に結びつけられているが、もちろん動画には犯人の顔など映っていないのだから、本当にルーカ・マグノッタのものだったのかは誰も分かっていない。ただ、そうかもしれないと言われている。
バラバラ殺人でポルノ男優を逮捕、足入り小包にも関与か
カナダのモントリオールでバラバラに切断された遺体が見つかった事件で、警察は30日、同市に住むポルノ俳優のルーカ・マグノッタ容疑者(29)を殺人などの疑いで逮捕したと発表した。首都オタワにある与党保守党の本部に人間の足が送り付けられた事件にもこの男が関与したとみて調べている。
マグノッタ容疑者は、29日にモントリオールの集合住宅裏のごみの中から手足を切断された胴体が見つかった事件に関与した疑いが持たれている。同じ日にオタワの保守党本部には人間の足が入った小包が届いたほか、オタワの住所宛てに発送された人間の手がモントリオールの郵便局で見つかっていた。
吐き気を催すような犯罪者
この"1 Lunatic 1 Ice Pick"は、多くのスナッフ・ビデオの中でも、とりわけ残虐度が高いものだ。ひとまず、私が見たものを文章にすると、以下のようになる。
全裸で縛られた男が出てきて、まだ動いている。加害者は最初顔にまたがっているが、すぐに画面から消える。
次に加害者はアイスピックを取り出して、執拗に執拗に何度も何度も刺していく。カメラがズームして傷だらけの身体が映し出される。
ズームされるとすでに被害者は首がえぐられて死んでいたことが分かる。首がえぐられた写真は下のものだ。そのあと、身体はナイフで傷つけられ、手が切断される。
犯人は切断した腕でマスターベーションする。そして、首や四肢が切り取られた身体で、フードをかぶった犯人が死姦する。
そのあと、ナイフとフォークを取り出して、臀部の肉を切り取っている。犬に死体を食べさせている。
そのあと、瓶か何かで死体の肛門を犯す。最後には死体の手でマスターベーションをしている。
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| 問題のスナッフ・ビデオの一場面。 首がえぐられているのが分かる。このあと断頭された。 |
| 報道では殺害されたこの被害者は中国人留学生だったという。 |
この動画の加害者が、ルーカ・マグノッタらしいというのである。吐き気を催すような犯罪者とは、この男のことを言うのかも知れない。
様々な偽名を使い分けていた
まだ、全貌が明らかになった事件ではないので、今後、様々な情報が出てきて、真実とデマがより分けられて行くはずだ。その過程で、出回っていたスナッフ・ビデオが本物なのかどうかの検証も行われると思う。
全貌が出てくると、もっと残虐なことが発覚していくように思える。
ネクロサディストは、ある日突然、思いついたようにそうなるのではない。それは「気質」のようなもので、ずっと若い頃から暴力と残虐行為が行われ続け、それがエスカレートして事件になっていくのである。
そういったものが取り上げられて話題になると、たくさんの尾ひれがついて、人物像がまったく分からなくなっていく。
だから、今インターネットで入手できる情報をまとめることはできるけれども、それはどれが真実でどれが嘘なのかを見分ける術(すべ)はない。
そういったことを踏まえながら、このルーカ・マグノッタについて、今流れている簡単な人物像としては、このようになる。
| 写真を見ると、とても異常者には見えない。 清潔でファッションセンスの良い好青年にすら見えるのだが……。 |
| これはCNNでも使われていた写真だ。 外見で言うと、やはり特に異常さは感じられない。 |
まず、ルーカ・マグノッタというのは本名ではなさそうだ。本当の名前は「エリック・クリントン・ニューマン」が正しいかもしれないと言われている。
彼には他にも様々な偽名を持っており、たとえば「カーク・ニューマン」という名前もあれば、ロシア人を模した「ウラジミール・ロマノフ」と名乗っていたこともあるようだ。
新聞に載っているのはルーカ・マグノッタだが、これはイタリア系の名前だ。要するに、偽名をたくさん使ってインターネット上に存在していた。
無数の名前を持ち、イタリア人にもロシア人にも扮していた「逮捕された人物」は、実際は、カナダ・トロントの出身であると言われている。
カナダでも、あまり知られていないポルノ男優だったという。
表向きの職業は男性モデル。しかし、ポルノ男優であり、ゲイ売春夫だった。
そして、この人物に付きまとっている噂が「仔猫殺し」動画の犯人説である。
フードをかぶった白人の金髪青年が仔猫をかわいがっているのだが、その仔猫をビニールに入れて窒息させて殺している。
他にも様々なバージョンがあるが、最後には死んだ猫が映し出されているというもので、この「仔猫殺害動画」がいくつか上げられて、インターネット上では猛烈な批判が上がって犯人捜しが行われていた。
そして、5月29日にはカナダのモントリオールでゴミ箱から四肢を切断された人間の胴体が見つかって、足はオタワの保守党本部に送付されていたのである。
警察が犯人を見つけたのも、インターネットで掲載されていた情報や写真を照合した結果だと書かれている。
ネクロサディストの事件が起きると、いったい何が原因でこのような残虐な犯行に及んだのかというのが話題になる。
理由は、見つからない。
ネグロサディストは、被害者に対する憤怒や恨みがあるわけではない。死体を損壊するのが「趣味」だからだ。ルーカ・マグノッタもきっとそうだったのだろう。
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