殺処分させない予防策

殺処分のために簡単にペットを持ち込む飼い主や業者。ペットのことを考えれば最後まで面倒を見るのがスジなのでしょうが、残念なことにペットの持ち込みはあとをたちません。

それもそのはず、引取りの際に身分を確認しないからです。びっくりするような話ですが、業者であっても個人と偽り、他人の犬だといっても引き取ってもらえるのです。

自治体により身分証を提出するところもありますが、９割ほどの自治体では身分を確認していません。対策法としてやはり、身分証明書を出してもらったり、業者であれば会社名などを確認する必要があるでしょう。それだけで殺処分のための持込が減るのなら対策としても成り立つでしょう。

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しかし、困った問題もあります。悪徳業者の場合は、持込がだめなら放置したりする可能性があるからです。そうなるとペットも殺処分されない代わりに行き場がなくなってしまいます。

一番の解決策は業者が繁殖をさせないことが解決への道なのでしょうが、そうそう業者も引かない場合は、行政のほうで指導することが望ましいでしょう。