昨今、地球的規模で様々な環境悪化が叫ばれている中で、特に地球温暖化によるエルニーニョ現象、オゾン層の破壊、CO2や水資源、洪水、砂漠化の拡大等々、末曾有の危機的状況が刻々と迫っている中、現在の原油の高騰により、それに代わる物としてトウモロコシ、サトウキビなどの穀物を利用した、バイオ燃料とするディーゼル油の生産が世界的に取り組まれてきました。しかし、実際のところは多くの発展途上国に対して貴重な食料に回されていた穀物支援のルートにまで大変重大な悪影響を及ぼし、世界中の下層の人々の生活環境の悪化が叫ばれており、結果的に全人類の生活に係わる あらゆる商品が高騰し、その犠牲となっているのは大多数を占める、中小企業をはじめとするわれわれ庶民消費者であります。
従いまして世界がグローバル化した現在、今や一国の力だけでは経営 経済発展は成り立たない国際社会の中、今後の将来を担う夢と希望を抱く子供たちに大変重大な支障を来たす事が避けられない現実はすぐ目の前に迫ってきております。
これらを踏まえ、当ゆうわ会機関は武の本義である武道を通し築き上げた国際交流の中で、未来ある子供たちの為にと様々な国々の方々と交流を重ねる中で、ラオス青年同盟長兼副総裁、ラオス国家空手道連盟のヴィラィヴォン会長より、国民の生活安全を守る環境への取り組み・経済発展をアジアの中のラオス国から世界へ注目される国家作りとして、ラオスの歴史に残る良きお手本となる協力態勢の依頼が直々にありました。
そうした中で現在NPOゆうわ会機関は、ラオス国の各大臣及び政府要人各界各層の方々をヴィラィヴォン会長からのご紹介を受けながら各大臣は基より各界各層の方々約300名以上の立会の基に覚書を交わしつつご協力を賜り、また、我が国においては内閣府は基より、外務省や国連ラオス日本大使館やJIKA等々のご指導ご協力を得ながらラオス国家機関との固い絆の信頼関係を築き、両国の経済発展及び次代を担う青少年の健全育成を道標として取り組んでいる所であります。
これからのアジアにおいて、ラオス国の経済発展を図るために、私共はビエンチャン都市大規模エコ開発プロジェクト『ビッグウェーブ計画』を形成し、わが国が第二次大戦後の焼け野原から極短期間内に復活を遂げた高度成長の様々なノウハウを生かし、近隣アジア地域の今後の発展途上国のお手本となるよう全国民に広く呼びかけながら、ラオス国の様々な事業開発を目指す事業計画の一端として、両国の未来ある子供達の為に遂行できますように一人でも多くの方々からのご協力を頂けますよう心から願っている次第であります。
NPO法人ゆうわ会「内閣府認証第247号」
全国青少年健全育成協会
エコバイオ産業環境協会
全日本武道連盟「武道振興部」
ラオス国家空手道連盟「顧問長」
理事長 渡辺 信一