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ディズニーシー“事故は操作ミス”6月4日 21時44分
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先月、千葉県浦安市の東京ディズニーシーで、座席のセーフティーバーが下りないままジェットコースターが走り出し、乗客がけがをした事故で、施設を運営するオリエンタルランドは、スタッフの操作ミスが原因だとする調査結果を公表しました。
東京ディズニーシーでは、先月28日、「レイジングスピリッツ」というアトラクションで、乗客の34歳の男性の座席のセーフティーバーが下りないままジェットコースターが走り出し、危険を感じた男性が乗り場に飛び降りようとして足に軽いけがをしました。
この事故で、施設を運営するオリエンタルランドは、スタッフの操作ミスが原因だとする調査結果を、4日、公表しました。
それによりますと、このジェットコースターは事故の直前にも無人の席のバーが上がった状態で出発して緊急停止していますが、現場のスタッフが、再び出発させる準備をしているうちに、けがをした男性のバーが上がったままになっていることに気づきながら、誤って緊急停止の状態を解除してしまったため、ジェットコースターが突然、動きだしたということです。オリエンタルランドは、マニュアルを見直して安全教育を徹底するほか、代表取締役など18人の報酬の一部を返上し、事故のあと停止している「レイジングスピリッツ」は、安全対策を終えてから営業を再開するということです。
オリエンタルランドは「多くの人たちに迷惑をかけて申し訳ありません。確固たる安全の確保に取り組んでいきます」とコメントしています。
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