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北陸の経済ニュース 【6月5日03時11分更新】
大飯再稼働に期待感 北電・久和社長
関西電力大飯原発3、4号機の再稼働をめぐり、細野豪志原発事故担当相が福井県庁を
訪れ、西川一誠知事と会談した4日、北陸電力の久和進社長は大飯原発の再稼働について
「安全性が確認されれば、できるだけ早く動かすべきだ。順番に次の伊方(原発)などに
つながってほしい」と期待感を示した。同日、金沢市内で開かれた北陸原子力懇談会の総会終了後に記者団の取材に答えた。 久和社長は「どういう動きになるか注視している。とにかく安全性がきちっと確認され るということが一番大事だと思う」と指摘。国内の全原発が止まっていることを挙げ「ど こかが動きださないと」と話した。 志賀原発の再稼働時期については「今はストレステスト(安全評価)の確認をしていた だいており、いつと言える状況ではない」とした。 北電の永原功会長は「関西電力の電力不足は本当に大変。関西の中小企業が苦しむ」と 述べ、原発再稼働の必要性を強調した。
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