【ウィーン=藤田剛】国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長は4日の記者会見で「福島第1原発の事故後、日本は様々な安全強化策を講じており、大飯原発でもストレステスト(耐性調査)を実施済み」と述べ、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働について理解を示した。IAEAは既に大飯原発のストレステストの妥当性を検証しており「再稼働するか否かの決定は日本政府の判断次第」と語った。
日本政府がIAEAに要請している福島事務所の設立に関しては「福島での事故の教訓を学ぶことは全ての国にとって有益」と述べ、協力の方法などを日本政府と協議していると説明した。
IAEAは4日に始まった定例理事会で、昨年9月に正式決定した「原発の安全強化の行動計画」の進捗状況を点検。天野事務局長は行動計画の実施を資金面で支援した日本や米国、欧州各国、ロシアに謝意を示し、各国にさらなる支援を呼びかけた。
IAEA、IAEA事務局長、大飯原発、関西電力、福島第1原発
日経平均(円) | 8,361.89 | +66.26 | 5日 10:37 |
---|---|---|---|
NYダウ(ドル) | 12,101.46 | -17.11 | 4日 16:30 |
英FTSE100 | 5,260.19 | -60.67 | 1日 16:35 |
ドル/円 | 78.29 - .30 | +0.30円安 | 5日 10:17 |
ユーロ/円 | 98.08 - .12 | +1.25円安 | 5日 10:17 |
長期金利(%) | 0.830 | +0.015 | 5日 9:56 |
NY原油(ドル) | 83.98 | +0.75 | 4日 終値 |
各種サービスの説明をご覧ください。