陶芸に必要なあれこれ

陶芸に必要なあれこれ

陶芸と言えば、24時間体制で薪をくべる窯を想像するはずですが、現在では、市街地でも陶芸ができる電気、ガス、灯油などを熱源にした陶芸窯が市販されていて、多くの陶芸教室はそれらの窯を使用していますので、陶芸は本当に身近な存在になりました。

 

陶芸作品を作るうえで一番大切なものがろくろです。現在では電気で回る電気ろくろもあり、また、自分で回すろくろも相変わらずあります。

 

また、作陶においてろくろで成形する場合には、ろくろ以外にも様々な道具を使います。それが陶芸を奥深いものにしているのは間違いありません。

 

代表的な道具として、器の底を削る「カンナ」、徳利などを作陶するときに手が入らない場合に使う「コテ」、そして、器の縁を切りそろえる「弓」などがあります。

 

そして、陶芸用の粘土には白土や赤土など、様々なものがあります。

 

釉薬は、陶芸作品の表面に塗り、様々な味わいを陶芸作品に生み出すもので、釉薬の掛け方にも「流し掛け」、「浸し掛け」、そして「ガバ掛け」など様々な手法があり、これら簾へ手が陶芸の魅力となり、また、奥深さになっています。