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【プロ野球】王よ、チェンになれ キヨシがニューヒーロー待望2012年6月5日 紙面から
ニューヒーローになれ! DeNA・中畑清監督(58)は4日、6日のロッテ戦(QVCマリン)でプロ初先発する王溢正投手(26)に「2軍である程度の投球ができても、ここ(1軍)で仕事しないと意味がない。自分の人生をかけて、チームを救う気持ちで行け」と猛ゲキを飛ばした。 来日3年目の王は、この日にQVCマリンで行われた全体練習から1軍に合流。今春キャンプで中畑監督が「秘密兵器」と称し、インフルエンザで隔離されていた間も、ビデオを取り寄せて見ていたほどの期待の左腕だ。昨年は1軍に初登録されたが登板はなかった。今季はここまでイースタン・リーグで7試合に登板し2勝2敗。防御率は4・94とイマイチだが、友利投手コーチは「不運な守備などもあったと聞いている。球自体はいい」と、問題視はしていない様子だ。 さらに「台湾からの選手は(西武時代に)郭泰源を筆頭に、チェン、張誌家、許銘傑(ミンチェ)…と一緒にやってきたけど、(中日にいた)チェンくらいまで行ってほしい。そのくらいの球を投げられる」。去年まで中日の左のエースとして君臨し、今季はメジャーのオリオールズで活躍するチェンを引き合いに出しながら、期待度を表した。 「アイツ、人気あるだろ。カワイイもんな」と中畑監督が言うように、台湾生まれの俳優・金城武似で笑顔の似合うイケメン君。1軍で結果が出て顔が売れてくれば、指揮官が期待するニューヒーローにもなれそうだ。 監督の「人生かけろ!」のゲキを受け、王は「そういう気持ちで行く。今年の1軍はチームが明るく、熱いぜ! という感じ。勝負の3年目。どんどん勝負に行く姿を見てほしい」と、闘志を燃やしていた。 (竹村和佳子) PR情報
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