「ニンテンドー3DSに4.3インチ画面の新モデル、夏にも発売」 (日経) 「全くの憶測記事」(任天堂)
ハリーハリーハリー!!!
.........だけで終わってもなんなので続けますと、任天堂はニンテンドー3DSの画面を大型化した新モデルを用意しており、E3 2012で発表ののち早ければ夏にも日米欧で発売する、と日経が伝えています。任天堂の発表ではなく、いわゆる情報源の秘匿的な「~ことが分かった」報道です。
肝心の画面サイズは、「現行の約1.5倍の4.3型程度になる見込み」。価格は「現行機(1万5000円)よりも高くするとみられる」。リンク先記事が新3DSについて触れている部分はほぼこの程度です (下に蛇足が続きます)
更新:朝も早くから、任天堂の対抗発表が来ました。「本日の日本経済新聞の報道について」。
「数多くの間違い」がどの部分を指すのか、期待して待ちたいところです。「本日の日本経済新聞の報道(「任天堂、スマホに対抗」)は、当社が発表あるいは事実確認したものではなく、数多くの間違いが含まれた、日本経済新聞社の全くの憶測記事です。」
(これはDSi LL / XL。3DSとは上画面のアスペクト比が違うことに注意)
今回の「直前リーク」はさておき、単一プラットフォームのライフサイクル中に複数のバリエーションモデルを逐次投入する戦略は、特に任天堂の携帯機では前DSでもゲームボーイでも繰り返されています。たとえば昨年、外付けの「拡張スライドパッド」を発表前に的中させたリーク情報では、来年にも新デザインの本体を発売する、3DSではない新しい命名も考えられると伝えていました。
大画面バリエーションは、前世代ではニンテンドーDSi LL / XL という形で4.2型画面モデルが用意されています。DSよりは高精細になり3D化で映像の比重が高くなった3DSにとって、大画面化は旧DS以上に望まれている機能。気になるとすれば、大画面化した後継機の位置づけで現行を置き換えるのか (DSからDS Lite、DSi) 、あるいは拡張スライドパッド相当の右アナログやショルダーボタンまで追加して、ノーマル版と併売のゲーマー寄りに仕上げるのか。
任天堂は昨日のニンテンドーダイレクト Pre E3 2012 で Wii U のコントローラ Wii U GamePad やソーシャル機能 Miiverse について発表しましたが、個別のゲームタイトルや Wii U 以外の情報についてはE3本番のプレゼンテーションで披露する予定。もし報道のとおりE3で新 3DS が公開されるなら、日本時間で6日深夜午前1時からのウェブ中継で発表の瞬間が見られるはずです。