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高速バス規制 民主党が法改正提言6月5日 5時41分
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群馬県の関越自動車道で7人が死亡したバス事故を受けて、安全対策について検討している民主党の専門チームは、現在の、旅行会社が企画する高速ツアーバスを禁止し、安全に法的な責任を負う乗合バスに統一するよう、道路運送法の改正を検討することなどを柱とした提言案を取りまとめました。
この事故を巡っては、高速ツアーバスを企画した旅行会社がバスの安全な運行に法的な責任がないことなどが問題だとされており、国土交通省は、旅行会社に対し、安全について法的な責任を負う乗合バスの事業許可を自主的に取得するよう業界に取り組みを求めています。
これに対し、民主党が専門チームを設けて安全対策について検討を進めてきた結果、さらに厳しく規制すべきだとして、提言案を取りまとめました。
具体的には、一定の猶予期間を設けたうえで、現在の旅行会社が企画する高速ツアーバスを禁止し、乗合バスに統一するよう道路運送法の改正を検討することや、乗合バスの事業許可についても、今は一度許可を得ると先々まで有効ですが、チェックを強化するため、「更新制」の導入を検討することなどを柱としています。
民主党は、この提言案を党の政策調査会に諮ったあと、政府に提言の実現を求めることにしています。
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