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半年間の書籍販売1位“タニタ”
6月4日 18時25分

半年間の書籍販売1位“タニタ”
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先月までの半年間の書籍のベストセラーが、4日、発表され、健康器具メーカーの社員食堂のメニューをまとめて、おととし出版された「体脂肪計タニタの社員食堂 500kcal(キロカロリー)のまんぷく定食」が、根強い健康志向に支えられて1位になりました。

出版物の取り次ぎをしている日本出版販売では、去年12月から5月までの半年間の書籍の売り上げをまとめて、4日、発表しました。
それによりますと、1位は、健康器具メーカーの社員食堂のメニューのレシピをまとめた「体脂肪計タニタの社員食堂 500kcalのまんぷく定食」でした。
おととし出版されたこの本は、メニューの作り方とともに、1食当たりのカロリーなどを具体的に説明して人気を集め、読者の健康志向にも支えられて、これまでにおよそ300万部を売り上げるロングセラーになっています。
このほかのベストセラーでは、片づけや収納のコツを「ときめく」というキーワードで解説した、近藤麻理恵さんの「人生がときめく片づけの魔法」が2位に入るなど、実用書が目立ちました。
一方、文芸書では、ことしの「本屋大賞」を受賞した、三浦しをんさんの「舟を編む」が4位に入ったほか、ことし1月に第146回芥川賞を受賞した、田中慎弥さんの「共喰い(ともぐい)」が15位でした。芥川賞の受賞作がベストセラーの20位以内に入ったのは、綿矢りささんや金原ひとみさんの作品以来、8年ぶりだということです。

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