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残酷な神が支配する

 
残酷な神が支配する
子供にとっての神は両親である。
その両親が子供を虐待すれば
無神論者になるのは当然である。



1〜15刊(完結)

あらすじ


 米国ボストンで暮らすサンドラと息子のジェルミ(15
 歳)親子。

 父親は病死していて母子家庭。

 母子家庭でも、サンドラとジェルミはふつうに幸せに
 暮らしていた。

 サンドラがグレッグと知り合うまでは…

 サンドラは、再婚なのにグレッグのようなイケメンで、
 イギリスに豪邸を持つ裕福な男性が自分に求婚した
 ことをとても幸福に感じていた。

 少女のように喜ぶ母を見て、ジェルミも母が幸福に
 なるのであればと、2人の結婚を祝福した。

 しかし、サンドラとジェルミがグレッグの家に住むよう
 になってから、悲劇は始まる。

 グレッグは表の顔は立派な家庭人だが、ジェルミ(15
 歳)を性的虐待するサディストだったのだ。

 グレッグは「言うことをきかなければ、おまえの母親と
 離婚するぞ」とジェルミをことごとく脅迫し、毎夜ジェル
 ミをムチで叩きながら強姦する。

 ジェルミはサンドラを悲しませたくがないために、何
 言えずに言われるがまま、グレッグからの性的虐待
 を受け続ける。

 繰り返される苦痛な性交に耐えかね、ジェルミはとう
 とうグレッグの愛車のブレーキに細工を施す。

 そして翌日車は事故を起こし炎上した。

 だが車にはグレッグだけでなく、サンドラも乗っていた
 のだった。二人は死亡。

 グレッグだけを殺すつもりが、サンドラまで殺してしま
 ったことを激しく悔やむジェルミ。

 だが、葬儀が終わり、ジェルミはサンドラの日記を読
 んでしまう。

 「わたしは知っている、夜な夜な続く2人のおぞましい
 姿を…」

 サンドラもまた、自分の幸せを維持していたいがため
 に、ジェルミを犠牲にしていたのだ。

 「知っていた!あの女は知っていた!僕が毎夜あいつ
 に、グレッグに殺されていることを!」

 ジェルミは悲鳴をあげた。そして知った。
 自分はグレッグだけでなく、サンドラからも殺されてい
 たのだと。

 そのときジェルミの心の中で何かが壊れた…。

 
  最近のペドフィリア(小児性愛)の男性は貧乏な母子
  家庭の子供を狙うそうです。

  要するに結婚をして籍を入れてまでの児童買春とい
  うわけです。

  女性にかわいい子供がいれば、その子供を手に入れ
  るため、その母親と結婚するそうです。

  母親は経済的理由もあり離婚したくないので、自分の
  子供が再婚相手に性的虐待をされていても見てみぬ
  ふりをします。

  その実態と性的虐待される子供の心身の様子が、こ
  の「残酷な神が支配する」という漫画本に描写されて
  ました。

  みなさんも機会があったらぜひ一度、ご一読ください。
  そして児童に対する性的虐待について、今一度、考
  えていただければありがたいです。

  児童に対する性犯罪はここまで巧みになってきてい
  ます。

  ですからやはり性犯罪者への量刑を重くし、さらに
  児童が相談できやすいような環境づくりをすることが
  不可欠であると強く思います。

 
虐待されている子供に神はいないのだ。
そこにあるのは逃げ場のない闇のみである。
旧約聖書で神に虐待されていたヨブのように…

旧約聖書ヨブ記 

 
         わたしの生まれた日は消えうせよ。
      男の子をみごもったことを告げた夜も。
      その日は闇となれ。
      神が上から顧みることなく、
      光もこれを輝かすな。(3-4節)

      なぜ、わたしは母の胎にいるうちに
      死んでしまわなかったのか。
      せめて、生まれてすぐに息絶えなかったのか。
      なぜ、膝があってわたしを抱き、
      乳房があって乳を飲ませたのか。
      それさえなければ、今は黙して伏し、
      憩いを得て眠りについていたであろうに。
      (11-13節)

      なぜわたしは、葬り去られた流産の子、
      光を見ない子とならなかったのか。(16節)


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石田靖
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06月05日 06:56

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