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仙台・ダラスの友好に尽力 米民間団体が表彰、交流に弾み

ダラス・フォートワース日米協会から表彰を受けた亀井会長(右)とウォルシュ氏

 仙台市の国際友好都市、米テキサス州ダラス市の民間団体ダラス・フォートワース日米協会は、友好関係の発展に尽くしたとして、東北日米協会の亀井昭伍会長=カメイ相談役、仙台市=と東日本大震災で米軍の被災地救援活動「トモダチ作戦」を指揮したパトリック・ウォルシュ前米太平洋艦隊司令官を表彰した。

 表彰式はダラス市で4月26日に行われた。2人は協会関係者やダラス市民ら約360人が見守る中、記念の盾を受け取った。
 式典のスピーチで亀井会長は、米大リーグの地元チーム、レンジャーズにダルビッシュ有投手(宮城・東北高出)が入団したことに触れ、「仙台の高校出身の選手なので応援をよろしく」と呼び掛けた。会場は歓声で沸いたという。
 亀井会長はウォルシュ氏に、被災した仙台空港の復旧作業などを展開したトモダチ作戦への謝辞を述べた。ウォルシュ氏は「仙台の人たちに『頑張って』と伝えてほしい」と答えた。
 亀井氏は1988年に東北日米協会会長に就任した。97年に仙台、ダラス両市が国際友好都市を締結した際、仲介役を務めた。両市間で高校生を相互に派遣するなど、交流促進に取り組んでいる。
 亀井会長は「表彰は日本や東北への励ましと受け止めている。今後も日米両国の友好を深めるために力を尽くしたい」と語った。


2012年06月04日月曜日


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