サッカー=FIFA、6月の試合で「ゴール判定技術」検証へ

2012年 05月 25日 14:01 JST
 
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[ロンドン 24日 ロイター] 国際サッカー連盟(FIFA)は24日、6月2日に行われるイングランド対ベルギーの国際親善試合で、ゴール判定を補助する技術「ホークアイ」を検証すると発表した。

「ホークアイ」は4月にイングランド下部リーグのカップ戦決勝で試験導入されている。しかしFIFAは、イングランド戦ではシステムが正常に作動するか確かめることが目的であり、審判員が実際にこの技術を用いてゴールを判定することはないと述べた。

もう1つの技術「ゴールレフ」もデンマーク国内リーグ2試合で試験導入を終えた。国際サッカー評議会(IFAB)は機械判定の導入について7月に特別会議を開くが、FIFAはこうした検証作業の積み重ねが承認を後押しするだろうとの見解を示した。

 
5月24日、国際サッカー連盟は、6月2日に行われるイングランド対ベルギーの国際親善試合で、ゴール判定を補助する技術「ホークアイ」(写真)を検証すると発表した。16日撮影(2012年 ロイター/Eddie Keogh)