【イスラマバード=共同】アフガニスタン上院は3日、カルザイ大統領とオバマ米大統領が署名した2014年末以降の米軍駐留を可能にする両国の戦略協力協定を賛成多数で承認、同協定が成立した。反政府武装勢力タリバンは協定に反発を強めており、治安部隊への攻勢を激化させる可能性がある。
戦略協力協定はアフガンに展開する国際治安支援部隊(ISAF)が14年末にアフガン側への治安権限移譲を完了した後も米国がアフガンを支援する内容。14年末以降の駐留米軍の規模などについては、近く交渉入りし来年の合意を目指す「安全保障協定」で定める。
カルザイ、オバマ、ISAF、アフガン
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